いきなりですが、皆さんにクイズです。
「この赤い実は何の木の実だかお分かりでしょうか？」
何年か前の季節のお便りで、この木の花の部分の写真をお送りした際に花弁のように見える4枚の苞片（ほうへん=蕾を包んでいた葉っぱ）が白い頭巾のようで、その木の名がついたとお伝えしました。
別名は「山桑」（地元では「やまっくわ」と発音します）で、実がとてもあまりので、昔は子供達が親に内緒で食べるのですが、口が真っ赤になってしまいすぐにバレて叱られるというエピソードもご紹介したと思います。
庭木としても最近は人気の樹種ですが、個人的な印象としては、たくさん植えるより、他の緑の木々の中にポツリと一本生えている方が春の白、秋の赤と、鮮やかな色で驚かせてくれるように思います。
はい、正解は「ヤマボウシ」でした。
アメリカの庭木や街路樹としてポピュラーな英名ドッグフッドはハナミズキと呼んでいますが、別名はアメリカヤマボウシとも言って同じファミリーなんですよ。
