写真は日本古来種のマツムシソウです。
童謡『虫のこえ』を連想した方もいらっしゃると思います。
『あれマツムシが鳴いている。ちんちろちんちろちんちろりん
あれスズムシも鳴き出した。りんりんりんりんりいんりん
秋の夜長を鳴きとおす ああおもしろい 虫のこえ』
平安時代、松風に鈴の音のようになく虫として、マツムシとスズム シが混同されたという説もあるようです。ややこしい話ですが、スズムシが鳴く頃に花を咲かせることから命名されたとされるマツムシソウ。
八ヶ岳では良く見かけますが、日本各地で減少して今やレッドリストに載っているそうです。
さてオリンピック開催の是非をめぐって人の声はますます騒々しくなっていますが、虫の声をきく頃にはわが母国日本はどのようになっているのでしょうか。。。