今回はてふてふ!蝶々です。
日本の国蝶オオムラサキが事務所に飛んできたのを運よく撮った写真です。
国蝶は国が決めてはいないのですが、日本昆虫学会が1957年に決定しました。前年に日本で初めて蝶々の切手を作ることになり、オオムラサキが選ばれたことが決定打になりました。
エノキやクヌギの樹液を吸って命をつなぐ蝶々ですが、山の手入れをしないと原生林となって樹液が出なくなるそうです。
八ヶ岳では薪ストーブ人気で、薪が売れることから最近は山の手入れが進んでいるために、減少傾向だったオオムラサキも増加し始めているようです。
オオムラサキが里山のシンボルである所以かもしれません。
北杜市にはオオムラサキセンターがありますので是非一度訪れて下さい。
てふてふを蝶々と読むのは、母音の発音がしにくいからで「けふ」を今日と発音するのと同じです。
最後に山頭火の俳句をご紹介します。
『てふてふひらひらいらかをこえた』
先が見えなくてもその時のベストを尽くすうちに屋根を超えて空が抜けたの意でしょうか。。。