公開日時:2019年11月22日(17時16分)
見た目も重要ではありますが、路面状況が今ひとつの八ヶ岳エリアでは、乗り心地を最重要視した方が良いでしょう。
昨今の車では、不必要なインチアップ(ホイール部分径を大きくしている)している車が多くなっています。特に軽乗用車などでは顕著です。タイヤ交換の時に、タイヤ代が高くてびっくり!! なんてのも珍しくないです。
乗り心地改善には、いくつかポイントがあります。まずはどんな車でも言えること。
1.静粛性と快適性を重視した、少し価格の高い物を選ぶこと。これは、タイヤ自体の作りが違います。
2.軽いホイールを使うこと。できれば鍛造。最近は鍛造に近い重量の物も出ていますね。
3.干渉の無い範囲でインチダウンをしてみること。ディーラー等で問い合わせれば、すぐに教えてくれます。
これ以外に、ある程度走行が出ている車の場合。(おおよそ8万キロ以上)
4.足回りのオーバーホール(ブッシュ類交換、サスペンション交換等)
これも、非常に効果的です。
タイヤの種類ですが、ブリヂストンのレグノ(REGNO)シリーズは、最高峰タイヤとして君臨しています。
ヨコハマのdb(デシベル)やグッドイヤーではLeMan(ルマン)などがありますが、かなりの差がありながら、レグノは先を行っています。
静かさ、耐久性、燃費、水はけなど、素晴らしいです。値段も素晴らしいですが…でも、一度履けばその差に驚くでしょう。
他社の新品より、REGNOの7分山の方が良い位です。
次のホイールです。スバルは効果絶大でしたが、他社でも効果は大きいようです。
軽量なホイールをおすすめします。BBSが鍛造では代名詞ですね。中古市場では、大量に出回っていて、価格の安い物も出ていますので、探してみるのも良いでしょう。
私は、基本的に中古で程度の良い物を探しています。自家用車の冬ホイールだけが、鋳造だったのですが、この冬は鍛造に変更しました。やはり、全然違います。
BBSの中古は、ピンキリですが4本で3万円台も出せば、かなり良い物が手に入ります。(一般的な15インチから17インチでの場合)ヤフオクなどで探してみると、結構あります。
インチダウンですが、これは車によってかなり違います。できない物もあります。
ディーラーで、『この車って、インチダウンできるのでしょうか??』と問い合わせて戴くのが、一番確実です。
多くの車では、1~2インチのダウンができることが多いです。見た目は、ホイールが小さくなり、タイヤ部分が多くなるので、地味になります。
あと、高速での安定性が悪くなると言われますが、そこまでの速度域で走りますかね??違いがわかるのは120キロ以上ではないでしょうか。
足回りのオーバーホールですが、これも車によってかなり差があります。
スバルの車は、後ろのサスペンションが複雑な物が多く、少し高めです。ブッシュ交換までやれば20万台後半は行くでしょう。
普通の車であれば、10~20万で新車に近いところまでできるでしょう。
純正で組み直しするより、KYB(カヤバ)で組んでくれるショップを探した方が安いでしょう。
ザッと書いてしまいましたが、最もコストパフォーマンスよく、実感できるのは、軽いホイールに換えることです。
スタッドレスへの交換を機に、軽いのに換えてみるのもおすすめです。