写真は標高800メートル長坂大井ヶ森辺り、4月上旬の菜の花畑です。
このお便りを準備させて頂いているのが1月末ですので、気持ちは「春よ来い、はーやく来い」であります。
そうそう、この童謡の作詞者の相馬御風と言う方は、早稲田大学校歌「都の西北」も作詞していて、可愛らしい詞も勇ましい詞も書けるんですから凄腕ですね。
菜の花で思い出すのは、今から30年以上前に読んだ司馬遼太郎作の「菜の花の沖」です。
江戸末期にロシア軍人が択捉島に侵入し幕府の捕虜となった「ゴローニン事件」などが紹介され、日本の北方領土を初めて実感した本でもありました。
大きな変化と不安が増長されている世界情勢に、「春よ来い」と思い願う今日この頃です。