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タイヤとバッテリーのトラブルだけで7割以上…って

八ヶ岳へ往復している方は大丈夫かと思いますが、JAFの出動理由の7割以上が、タイヤとバッテリー関係だそうです。

タイヤのトラブルは、外からのチェックで大半は回避できることだけに、かなりビックリ。
まぁ、確かに路上で釘など鋭利な小物を拾ってしまうってのは有ると思いますが、
それ以外に走り始める前にサッと見るだけでも回避できることは多いと思います。

近所の自動車工場などでよく見かけるのは『溝はまだあるから大丈夫』と言われますが、7年前のタイヤを大切に使っているパターン。
既に、サイドウォール(タイヤの側面)などは、バリバリに割れていて、明らかに賞味期限切れのタイヤ。
走行不能にならずとも、ゴムの硬化でグリップも期待出来ず、危険すぎます。

タイヤに関しては、TPMSと言うタイヤ圧を常時監視するセンサーが、トラックなどでは普及が進んでいますが、乗用車ではまだまだです。
北米などでは、新車では義務化されていて、圧力を見ずとも振動と挙動でセンサーが感知する物まで出ています。
私も、社外品のセンサーを使っていましたが、一個が壊れるとセットで買い直ししなくてはならなかったりで、決定打になる物が中々出てきません。
日産の高級車にも付いていますが、セッティングにディーラーに入れなくてはならなかったりして、非常に面倒。
もっと速く、簡便で信頼性の高い製品発売が望まれます。

タイヤの空気圧は、季節で結構抜けます。
季節ごとくらいに、ガソリンスタンドで圧力チェックはした方が良いと思います。
また、エクストラロード規格のタイヤが増えています。(タイヤのサイズ表記の最後にXLと入っています)
このエクストラロード規格のタイヤは、メーカーの指定圧力ではNGです。10~15%多く入れなくてはなりません。
対応表もメーカーから出ていますので確認してみて下さい。

エクストラロード対応表

バッテリーですが、こればかりは定期交換しか難しいのが現状です。
車検2回で交換は最低ラインだと思います。
交換に際しては、出来るだけ容量の大きな物に変更する事をお奨めします。
実はバッテリーはご自身で手配するとビックリする位、安いです。
ただ、最近の車はただ交換が出来ず、別電源からバッテリーを外したときに電気が途切れないようにしないと面倒な事になる物が多いです。
(車種によっては、ナビが死亡することもあるそうです)
なので、業者に任せるしかありませんが、ご自身で購入し、持ち込みで交換対応して戴けるような所で交換して貰うのも手でしょう。
私も、そうしています。

輸入車のバッテリーは価格差が非常に差が大きく、私の車の場合は
ディーラーで交換 約8万円強
専門工場で交換 5~6万円強
自分で購入、持ち込み交換 4万円強
この位差が出ます。
ただ、バッテリーが信じられぬ重さ(約30kg)があるので、良心的価格専門工場で交換が現実的でしょう。
適合を調べるだけでも結構面倒ですし…

国産車も中々差額が大きいです。
例えばN-100D23Lと言う規格のパナソニック製のバッテリーで比較しますと、
amazon購入で17,615円、車用品量販店 39,800円(交換込み)、ガソリンスタンド4万台後半(交換込み)、ディーラー5万円以上(交換込み)
この位、差が開きます。安いと一般的に思われている量販店でも相当に高い事が解ります。
持ち込みで交換工賃ですが、安いところで5000円位から、1万円位まででしょう。
嫌がる工場も多いので、ネットなどで検索されることをお奨めします。(ここで稼いでいる訳ですから)

最近の車はメンテフリーでOKと思われている方も多いですが、
エンジンオイルは年に二回は最低でも交換。(距離乗る方は数千キロ目安で交換・軽乗用車は最大でも5000キロで交換)
タイヤとバッテリーは使えそうでも車検2回目で交換。
これだけは気にしておいた方が良いと思います。

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