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クラフトビールが流行中ですが…

最近はクラフトビールを売りにしたお店が多くなっていますが、私はどうもそこに乗り切れていません。
数十種類飲んでみた物の『ぉおお!!』と言う物に巡り会わないのも一因ですし、個性派とかと言われている割に、フレーバー以外で目立った差を感じないのも大きな原因だと思っています。
製造コスト的に、エキス分をふんだんに使うと言うことが難しく、フレーバーや原材料(麦芽)の差で出すしかない…というジレンマがあるのかな…とか、製造設備はどこも似たような物を使うので似てしまうのかな…と思いながら飲むのが少なくなってしまいました。

最近、長野のスーパーチェーンの『ツルヤ』さんで、チェコの『ピルスナーウルケル』が安かったので、買って飲んだのですが、久々に『リッチで美味いなぁ』と思いました。
名前の通りで『ピルスナービール』の元祖であり、源流とも言える銘柄ですが、ホップの本場だけに苦みが強めですが、軟水仕込みというのと、こくがしっかりあるので凄くリッチでスムースに感じます。
久々に欧州のビールを呑んだので、とても新鮮に感じました。

最近は忙しくて、Myビールを仕込んでいませんが、その方が美味しく作れるというのもあるのかも知れません。
すっかり材料の熟成が進んでしまって、どうなっているやら。(缶詰なので、ほったらかしですが…開封時が怖いなぁ)
良い時期なので、本当は仕込みたいのですが…

一方で、日本各地にウィスキーもできはじめています。
まだまだ生産量が少ないので、純国産は少数派で高価ですが、ブレンド物では手頃で見所のある物が出始めています。
超大手さんは原酒不足で、麦焼酎じゃないの??という程度の物をカラメルで調整して出すようになって久しいですが、新興勢力には良いバランスの物が散見されます。
こちらは探してみるのは結構楽しいと思います。一本千円台の面白い物も結構有ります。

まだ、製品としては試験段階ではありますが、一般の人が入れない南アルプスの超山奥でひっそりとウィスキーが造られ始めています。(ガイヤではありません)
もう5年くらいして安定的に出てくるようになれば、かなり期待出来るかな…というのもあります。(これは少々高くなりそうですが…)
小型の蒸留器なので生産量は限られそうですが、環境的に魅力がある蒸留所です。

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