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注意喚起情報 営農型太陽光発電及び野立太陽光発電での悪質な業者情報

読売新聞の地方版では15日に、山梨日日新聞では16日に小さく記事が出ておりますが、かなりミスリードさせる内容ですので、簡単に整理しておきます。

今回は大泉町での物件で、大泉総合会館で北杜市の条例に乗っ取っての説明会が14日に実施されました。
以前から、この業者の説明会では、コンサルタントを名乗る人物の言動にかなり問題があるとのことで、高根町選出の若手市議会議員が2名出席。
100m圏外の住民の出席は認めないとのことで、対象の住民1名のみと市議2名のみが会場に通されて、他の参加者の入場は、入り口に社員が立つなどして入場出来なかった。

内容説明の前から、コンサルタントを名乗る人物の恫喝(顔を10cm程度まで近づけて)、物を投げる仕草等が対象住民に20分程度あった。
その異常な行動を止めるために、若手市議が間に入ったところ、もみ合いになり、市議が全治2週間のけがを負った。
この時点で、警察が入って、説明会は中止となった。

最初、この話を聞いた時点では、理解にかなり時間を要しました。
説明側が、なんでこのような言動に出るのかが解らなかったからです。
普通に考えて利益にならないですから。(私がお人好しだった様です)
しかし、この話が事実との情報を得て、これは此処だけの問題にとどまりそうにないので、一度情報としてあげておく必要があると判断しました。

この業者のホームページには、今回の物件以外に小淵沢や高根町での複数現場での出資を募っている様ですので、地元情報として、情報をアップさせて戴きます。
山梨日日新聞でも、設置場所募集の広告掲載があったようです。(facebookに写真付きで掲載された方がありました)
相当に問題ありな業者と思われます。

北杜市の条例では、このような業者の太陽光発電設置をとどめる効力はありません。(この辺の問題提起は、条例制定時の市議だった池田やすみち氏が指摘済)
また、このような悪質な事例があるにも関わらず、新聞も腰の引けた記事にしかなっていませんし、住民間の共有が出来ていないので、情報が極めて限定的になっています。
私が一番危惧しているのは、この事業をするために土地を貸したり、売ったりしている土地所有者に、この辺の事情が伝わっていない可能性が高いことです。
(説明会には出席していなかった)
もう一つ、唯一の大泉町選出の議員が本件に関して、見えるアクションが無いことです。
一人でも多くの住民が、情報共有して、こういった悪質な業者がまかり通ることの無い街になって欲しいと、切に願います。

2 thoughts on “注意喚起情報 営農型太陽光発電及び野立太陽光発電での悪質な業者情報

  1. 営農型太陽光発電は農業委員会に農地の利用の許可申請を提出し、県が許可を出すと思われますが、条例以前に農地法の手続きが必要で農業委員会での審議の後、県に提出の流れではとなり、太陽光パネルの下での耕作が80%以上と聞いており、農業委員会に相談されましたか。

    1. skunk様
      コメントありがとうございます。
      手続きとしては、お申し出の通りかとぞじます。
      今回は私どもは当事者ではありませんので、何かをしようとは思っておりません。

      しかしながら、半年以上前から問題になってきている業者が、市内でいくつも問題のある説明会を行ってきていた…その事実が、皆さんに知られず、市議が負傷するまで解らなかった事に問題ありと思いまして、話題として取り上げさせて戴きました。
      業者のホームページでは、事業化に向けての出資募集も北杜市内の案件で行っているので、相当に要注意かと思います。

      行政には負担を掛けますが、説明会には必ず行政が出席するか、録画提出を義務化するなど、対策が急務かと思います。

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