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アイドリングストップという機能に関して不要論強まる

2013年頃から車の機能としてアイドリングストップが搭載された車が多くなっております。
このアイドリングストップですが、整備業界を中心に不要論が高まっています。

と言うのも、微々たる燃料節約の裏に、多大なメンテと隠れた資源負担がある様です。
都心部の渋滞などで数分間平気で止まって居る状況であれば、それなりの効果はあるようですが、田舎などで信号待ち程度の時間でのアイドリングストップは、セルなど機械への負荷が大きいだけで無く、バッテリーへの負担も見逃せないようです。

確かに、アイドリングストップの機能の付いた車両ではバッテリーの寿命が短くなりました。それ専用のバッテリーを積んでいても、昔のように5年とか6年持つ…ということは無くなり、持っても3~4年になってきています。
整備士さんによると、車の寿命くらいでは何ともなかったセルモーターの交換も頻発しているようですし、頻繁な再起動を繰り返して起きたと思われる異常燃焼の事象も見かけるとの話もありました。

国産車のバッテリーは、通販で買えばせいぜい1万円台ですので、まだ負担は少ないですが、輸入車の場合は通販購入でも3万円前後、良心的な整備工場でも5万円とかしますので、負担は大きくなっています。
ましてや、セルモーター交換ともなれば、一発数万円の世界です。

最近ではトヨタのコンパクトカーが、新型発売に合わせてアイドリングストップをやめたと話題になりました。
これは、なかなかクレバーな選択だと思っています。

私の場合は、都心部の深刻な渋滞や高速で動かないような渋滞では機能をON。それ以外ではOFFにしています。面倒だけど、20万キロ走らせようと思うと、そのくらいはしないとダメです。

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