公開日時:2024年11月26日(17時06分)
私の中で、長くくすぶっていた、宿泊時の荷物減量策…
CPAP(無呼吸症候群対策の人工呼吸器)は、AirMINIと言う機種になって、大幅にコンパクトになって、便利になりました。
しかも、アメリカよりUSB-Cで使えるケーブルを購入して、ACアダプターも無しで持ち歩きが出来ます。
ヘッドセットも、アメリカより鼻だけに装着する物を購入して、これも減量して、嵩張らなくなりました。
もう一つの悩みだったのがPCなのです。
これが、中々面倒でして…旅先では大したことはしないので、能力的にはさほど要求はしないのですが、軽くて…となると中々無くて。
ASUSの2IN1型の簡易PC使ってきたのですが、これもスタンドとキーボードをくっつけると1300g台と、結構な重さになるんです…
軽くするのに、キーボード無しでタブレットモードだと、文字入力が意外と面倒だったりして…しかもCPUが非力なので、メールとYoutube視聴が限度でした。
最新機種の軽いのを買うか…と思って物色していたのですが、チョット良い物だと20万コースですよね。高すぎます。
そんな中、ふと目に付いたのが、4年くらい前のノートPCの中古。
富士通のLifebook UHと言うシリーズです。大手中古PC屋さんのサイトを見ると2万円台で売っているではありませんか。
最新機種は違うかも知れませんが、2020年頃の物は出雲で製造された日本製。重さは700g台。
CPUこそ、世代がCOREシリーズの第8世代ですが、i5なので高負荷を掛けなければ問題は無いでしょう。
メモリも8GBなので、少々心もとありませんが、これも高負荷処理をしなければ使えるかな…と。
この機種、法人向けにかなり大量に売られた様で、中古市場に潤沢に出回っています。(当時の販売価格は20万ほどでしたので、かなり高額です)
なので、情報も結構出ているのですが、内蔵SSDを簡単に換装出来る様で…標準ではSATAの128GBとか256GBが乗っているようですが、1TBとかに簡単に出来るのです。
しかも、NVMe方式互換ソケットが付いているので、データの読み書きを爆速化出来ます。(※相性問題あるので、実績ある物を使わないと認識しないことがあります)
SATAでは毎秒500MB程度ですが、MVMeだと毎秒3500MBの物も使えます。実に7倍速です。
これを変えるだけでも起動は速くなるし、写真や動画のデータの読み書きもかなり期待が出来ます。
私は、2万円ほどで2TBのMVMeのSSDを購入し交換しました。起動も速くなるし、容量に余裕があるので、旅先の動画データや写真も保管できます。
試しに動画編集もやっていますが、サクサクでは無い物の、機内など時間があるときに出来るのは嬉しいです。
かつ、交換用のバッテリーも多く出回っています。
数時間の使用しかないよ…という方には、大幅に軽量化の出来る純正バッテリーも売っています。(100g位軽くなるらしい)
標準のバッテリーや大容量バッテリーもあるので、色々選べるのが嬉しいです。
今時のノートPCと違って、裏蓋を開けるのも14本のビスを抜くだけで出来ますので、難易度は非常に低いです。
交換の難易度も低いので、手を出しやすいと思います。
現在、出回っている機種の中には、メモリも交換できる物もあるようです。
規格が古いので、適合するメモリを探すには少し工夫が必要かも知れませんが、16GBまで載せる事が出来る物もあるようです。
(私が買ったのは8GB固定)
CPUこそ少々型落ちですが、2万円台で購入でき、700g台(軽量バッテリーにすれば600g)という驚異的な軽さ。
メモリは最小限でも8GBありますし、SSDは簡単に交換できるので、1TBや2TBに出来るのが魅力です。
私の場合は最終的に、以下のようになりました。
富士通 LIFEBOOK UH U939/B CPUはCore i5-8365U メモリは8GB固定(オンボードなので交換不可) 重量770g 税込24200円で購入
SSDをMVMeに換装し2TBに。(約2万円で購入、Samsung 970EVO plus)
バッテリーは80%以上生きているので、今回は交換見送り。
4万円強で、まぁまぁの超軽量モバイルPCが仕上がりました。
旅行の荷物が軽く出来そうです。