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やはり厳しい…今度の中央線特急の改正後の乗り遅れ

先日、少しご案内した中央線の特急ダイヤと回数券の廃止情報ですが、自由席がなくなるので、『乗り遅れた場合』の扱いに関して、不明解でした。
JRより、公式の返事を得たので、ご案内しますと『全車指定席の「はやぶさ」「こまち」「はやて」「かがやき」「ひたち」「ときわ」「成田エクスプレス」「スワローあかぎ」「あずさ」「かいじ」の指定席特急券については、指定された列車と同じ日のうちであれば、後に発車する列車を立席でご利用いただけます。』とのことです。これはヒドイ話です。さらにオマケがついてきました。『後に発車する列車の指定席に乗車される場合は、指定席特急料金を全額お支払いいただきます。』

大幅なサービス後退としか言えません。回数券はなくなるわ、乗り遅れは立って乗れ、停車駅は大幅減。ほかに選択肢がある交通機関ならともかく、独占状態で、これは厳しい。
せめて、大幅割引の期間を7日前とかにしてほしいと思う、今日この頃です。

8 thoughts on “やはり厳しい…今度の中央線特急の改正後の乗り遅れ

  1. 現時点の公式サイトに書かれているとおりですね。
    https://www.jreast.co.jp/kippu/21.html
    ただし、公式サイトには「※〔ひたち〕〔ときわ〕〔成田エクスプレス〕〔スワローあかぎ〕については、空席がある場合は空席をご利用になることもできます。」とも書かれています。すでに発売されているダイヤ改正後の時刻表では、「あずさ」「かいじ」もこの仲間に入れられています。
    (1/13の記事にコメントしたとおりになりました。)
    もちろん、自由席なら、一度座ってしまえばあとから立たされることはありませんので、その分はサービスダウンだとは思います。
    なお、『後に発車する列車の指定席に乗車される場合は、指定席特急料金を全額お支払いいただきます。』というのは、新たに乗車前に座席指定を受けて乗車する場合ということではないかと想像します。
    今一度、掘り下げてお尋ねになってはいかがでしょうか。

    1. ご指摘ありがとうございます。
      何度聞いても返答が曖昧だったので、文章での返答を要求し、指定券での乗り遅れに関しての、対処を問いただしました。最終回答として、明確な返答がでたので、今回掲載させて戴きました。
      JRには、再度確認を含め、聞いております。座席未指定券と同等では無いとの返答でしたので、上記の様な扱いとなるそうです。

      1. たびたび済みません。
        JRの肩を持つわけではありませんけれど、「乗り遅れは立って乗れ」は、実態と異なるのではないかと思います。
        私の言葉足らずのところもあるかと思いましたし、今回受け取られたJRの回答は、先に記載したとおり、JR自身の公開情報に比べ明らかに不十分ですので、公開されているJR東日本の営業規則やQA、時刻表の制度のページを元に、長くなりますが改めて整理してみます。
        結論は、(少なくとも、新宿駅を午後~夜間に発車する列車の指定券を持っていて乗り遅れた場合は)回数券廃止に伴う価格の変動を除き、今もダイヤ改正後も大差はないのではないか、というものです。
        「あずさ」「かいじ」の特急券については、現行は、指定席特急券、自由席特急券の2種類(回数券は、指定席タイプは指定席特急券に準じる)です。これが、ダイヤ改正後は、指定席特急券1種類となり、発売時の状態に応じて、座席を指定して発売する「従来型の指定席特急券」と、座席を指定せずに発売する「未指定特急券(いわゆる「座席未指定券」)の2つの状態に分かれます。
        今回は、中央線「あずさ」「かいじ」での「乗り遅れ」がテーマですから、現行の「あずさ」「かいじ」の指定席特急券と、ダイヤ改正後の「あずさ」「かいじ」の指定席特急券(座席を指定して発売する「従来型の指定席特急券」)とを対比します。
        ■乗るつもりだった列車に乗り遅れ、後続の列車に乗車する前
        <現行>
        後続の列車の指定を取ることはできない(取る場合は、新規に指定席特急券を購入)が、後続の列車の自由席は手持ちの特急券で乗車できる(着席できるかは自由席の込み具合しだい)。
        <ダイヤ改正後>
        後続の列車の指定を取ることはできない(取る場合は、新規に指定席特急券を購入)が、後続の列車に手持ちの特急券で乗車し、空席があれば着席することができる(その席の指定券を持った人が現れたら席を立たなければならない)。
        ■乗るつもりだった列車に乗り遅れ、後続の列車に乗った後
        <現行>
        後続の列車の指定席に乗車することはできない(乗車する場合は、新規に指定席特急券を購入)が、後続の列車の自由席は手持ちの特急券で乗車できる(着席できるかは自由席の込み具合しだい)。
        <ダイヤ改正後>
        後続の列車(全車指定)に乗車し、空席があれば着席することができる(その席の指定券を持った人が現れたら席を立たなければならない)。
        (※ この部分だけを見ると、未指定特急券(=座席未指定券)を買って、指定を受けないまま乗車した場合と同じことになります。それをイメージして、1/13に「ここだけとれば、座席未指定券と同じ」と書きました。すべての場面において「座席未指定券と同等」と書いたつもりはない(むしろ、「座席未指定券」にはならないと明記した)のですが、言葉足らずだったでしょうか)
        このように、乗り遅れた後に新たに座席指定を受けようとする場合には特急券の買い直しになることは、今回のダイヤ改正で初めて出てきた話ではありません。現行との大きな違いは、2つかなと思います。
        ひとつめは、着席チャンスが、現行は自由席の空席、ダイヤ改正後は指定席の空席ということです。
        ふたつめは、着席の維持で、現行は一度座ったら座ったままでいられるのに対し、ダイヤ改正後はその席の指定券を持った人が現れたら(その席に)座り続けることはできない、ということです。
        着席チャンスについては、自由席に空きが確保しやすい状況(始発駅から乗車、かつ、発車までに余裕があるとき)ならば、現行の方が座席を確保しやすいかと思います。しかし、停車駅パターンが変わるので一概には言えませんが、1列車の乗車人員が変わらないならば、数両の自由席の座席数(=現行の着席チャンス)に比べ編成全体の空席の数(=ダイヤ改正後の着席チャンス)の方が多いこともあるかもしれません。
        着席の維持については、途中駅から乗ってくる人が見込まれる列車の場合は、ダイヤ改正後は現行に比べて不利でしょう。しかし、「乗り遅れるのは、東京へ出た帰りが多い」ということであれば、始発時点で空席ならそのまま空席であることが多いのではないでしょうか。すると、この点でも、それほど大きな差はないのかもしれません。
        なお、JRも、「この席、いつまで座っていられるかな」という不安の軽減を意識して、個々の座席について、この先の予約状況がランプ表示されるようにしていますね。
        こういったところから、「乗り遅れは立って乗れ」は実態と異なり、かつ、今の乗り遅れより「大幅なサービス後退」というのはどんなものか、と思ったところです。
        とはいえ、JRも、常磐線で先行事例があるのですから、顧客に誤解を与えるような説明をしてはいかんですね。
        また、ご存じの上でクレジットカードとの紐付けなどの条件から取り上げておられないこととは思いますが、きっぷ受取前ならば指定列車の発車直前でも手元のスマホで後続の列車に変更できる「えきねっと・JR券申込サービス」や、これに加えて紙のきっぷを受け取る必要もない「えきねっとチケットレスサービス」を使うことで、「そもそも乗り遅れを生じにくくする」という方法もありますね。(ただし、「えきねっとチケットレスサービス」で乗り遅れてしまった場合は、何の救済措置もありません。「JR券申込サービス」は、窓口購入のきっぷと同等の扱いとなります)
        長文、失礼しました。

        1. ご指摘に合わせて、今一度問い合わせをしました。
          切符の扱いに関して、『座席未指定券』と『乗り遅れた指定席券』は異なるとのことです。ただし、空き席があるような状況で立ってというのを強制するわけではないとのことでした。(立っている人が出ている状況では、座席未指定券の方が優先ということが言いたいのでしょう)
          しかし、ここ最近出張続きの中では、夕方の帰りを中心に、すぐの便が満席もしくは、残席が数席のことが多く、いずれ立席利用になってしまいそうです。甲府までの、『かいじ』とかに切り替えができればいいんですが…

  2. 色々ありますが、新宿発高速バスは回数券をを使えば小淵沢まで2100円です。しかも直前まで座席と時間変更は自由に出来ます。時間さえ選べは快適です。JRが本当に独占的な地位を何時迄も守れるとは思いません。消費者は決して無知ではなく、時代は新しくより便利な交通サービスを求めて行くでしょう。丁度オルケア社が時代の住宅ニーズを先取りした様に。

    1. 富士見高原の森人さま
      コメントありがとうございます。この高速バスも、最近とりづらくて困っています。あと、朝からの打ち合わせですと、暗いうちから出る様にして、時間的な余裕を持たねばならないのが残念です。甲府駅発も朝はすぐに乗れないことが多いです。
      昨日も、北海道帰りで羽田から甲府までの高速バスに乗りましたが、超満員でした。富士五湖線もインバウンドで、活況ですし、高速バスももうちょっと便を増やしてほしいところに来ているように思ったりします。
      当然ですが、今回の改正以降は時間的な部分を今までより無理してでも、バス利用が増えるのは確実です。
      オルケアの建物、今年から大きく変わります。性能も大きく変わります。いよいよ、もう一世代大変革します。

  3. 甲斐大泉から小淵沢を経由して新宿、東京から新幹線、羽田、成田空港など国内外に頻繁に出張しています。
    中央線特急も旧スーパーあずさ車両が廃止になり、新型車両にいよいよ統一されて、電源等もありやっと常磐線特急に近づいた感じで改善されていますね。
    席の確保という点では、以前からもあずさ回数券を持ちながらえきねっとで指定席予約をしており、紙の券に発券しなければ直前までネットで変更できるので、お盆や年末の余程の繁忙期を除いて立ち席になったり、自由席に並ぶことはありませんでした。紙券でも空席次第では一回変更できますが、そもそも乗り遅れた経験はあまりないです。
    今回の改正で、回数券廃止で実際には値上げ感はありますが、小海線からの接続は大幅に改善しています。
    朝は甲斐大泉発6:49発で小淵沢発7:10発のあずさ2号に乗れば新宿に9:15着、東京駅に9:27着で着きます。以前は小淵沢駅で待ちぼうけで、一旦改札を出て発券していましたが、甲斐大泉⇄小淵沢間も回数券を持っているので、チケットレス発券での乗車を期待しています。
    JRも他業界同様に人手不足や人件費増で、窓口対応を極力減らしている状況は否めません。小海線では私のエリアでは清里駅がまだ指定席対応の販売機がまだ設置されていて重宝しています。小淵沢駅は車を停めるスペースや利用者の動線など全体のデザインが好ましくなくあまり利用したくないですね。タクシーレーンや送迎のスペースがまず少ないのと、第一、屋根がなく降雨時には建物に入るまで濡れます。馬やパゴラにどれだけ費用をかけたのか?ですね。その点、竜王駅はさすが安藤忠雄建築事務所で、ホームからロータリー、自転車置き場に至るまで良くデザインされていますね。特に夜の照明デザインは秀逸で憧れますね。
    まあ、小淵沢駅にエレベーターがホームにも設置されたくらいですね。便利になった点は。。。

  4. 2019年6月25日、石和温泉→新宿の20:09発かいじ24号の乗車券&特急券を持っていましたが、乗り遅れ、21:16甲府発のあずさ36号に乗ることになりました。新宿までの値段が同じということで、甲府→石和温泉の乗車券を買う必要はないと言われましたが、特急券1550
    円はまるまる買い直しとなりました。新幹線などのように自由席があれば、乗り遅れても特急券を買い直すことなく乗れた訳ですから、やはりサービスは後退だと思います。

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