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過信は禁物 オールシーズンタイヤ 凍結ではスタッドレスも気をつけないと!!

今年は今の所、本格的な雪が無い八ヶ岳。2~3回、路面凍結で危険な状況がありました。この積雪では無く、路面が凍結しているときは、スタッドレスでも本当に怖い。本当に軽くブレーキ掛けただけでもABSが入り、いつもの倍以上の制動距離が必要な事もザラです。スタッドレスでも、こんな状態ですから…
現在、日本のメディアは広告で成り立つ状況なので、メーカー製品に対し公正な評価を行っている媒体が全滅している状況です。かつての『CAR GRAPHIC』は、その辺で骨がある雑誌でしたが、出版元の変更により、すっかり様変わり。いまや、普通の雑誌と差を感じることがなくなりました。唯一、クールな立場で評価をしているのはJAFではないでしょうか。
そのJAFが、ノーマルタイヤ・オールシーズンタイヤ・スタッドレスタイヤで走行実験している動画をアップしています。

JAFの実験結果

40km/hからの制動で、どの位で停止できるかの実験ですが、圧雪路ではスタッドレスタイヤは17m強で停止。所が氷盤路では、スタッドレスでも78.5mと、物凄く伸びています。
40km/hですよ。八ヶ岳でそんなスピードで走っていること自体が少ないと思います。そんな速度にもかかわらず、オールシーズンタイヤとノーマルタイヤは止まるまで100m以上かかる実験結果です。しかも、オールシーズンとノーマルでは5mしか止まるまでの距離が変わらない結果に。
八ヶ岳では、オールシーズンタイヤは、あまり過信出来ない状況ではないでしょうか。
私も、良く聞かれますが、お奨めしていません。値段的にも、一流メーカーのスタッドレスと変わらない価格です。メリットを見いだせる物では無さそうな気がします。冬道を走る可能性が有る以上、1mでも短く止まれるタイヤを履いておくのは重要だと思います。

私の自家用車、今年はミシュランのX-ICE3を履きましたが、イマイチですねぇ。最新型なので、期待十分で乗ったのですが、残念。音がうるさすぎです。特に、制動時の止まりかけの時のタイヤノイズが、昔のブリヂストンのREVO2を思い出す音。更にエクストラロードになったのも疑問点です。性能も、X-ICE → X-ICE2の時のような向上を感じません。
実際、相場も安めで動いているようです。X-ICE2が傑作だっただけに残念です。(X-ICE2はブリヂストンより高かったですからねー)
一方で、進化めざましいのがヨコハマタイヤのスタッドレス。以前は硬化が早いとか、色々言われてきましたが、良くなっています。値段も少しずつ上がっていますが、それでもまだまだお手頃。オルケアの社用車は、殆どヨコハマを使っています。
なにはともあれ、路面が怪しいな…と思ったときは、車間を余分目に空け、安全運転。これが鉄則です。

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