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『スカイラインミュージアム』岡谷にあるとは…

『スカイライン』と言う車ほど、昔からの憧れを呼び起こす車も、他には無いのではと思います。近年は、GT-Rばかりが脚光を浴びるようになって、ちょっと日陰っぽくなってしまいました…。
でも、『ハコスカ』『ケンメリ』『鉄仮面』と愛称が付いて、その時代の最先端を駆け抜けた名車である事は間違いありません。その名車の数々が、間近に見ることが出来る施設が、なんと岡谷にある事を、最近知りました…訊けば、既に開館20周年だそうで…おかしいなぁ…何で知らなかったんだろう…

と言う事で、お盆の喧騒が引き切らぬ、先日に早速行ってみました。なんたって近いですからね。さらに9:30開館という速いのも嬉し。
場所は、岡谷ICから塩尻方面へ数分。『やまびこ公園』内にあります。チョイと階段がありますので、余り暑いときに行くのはしんどいかも。近くに駐車場表記ありますが、一般車進入禁止だそうで、チョイと登るのは必須。もしくは、園内を循環しているパークトレインに乗るしかなさそうです。(障害者の方や、高齢者の方は公園事務所へ申し出ることで通行証をもらって、上の駐車場へ車で行くことが出来るそうです)

スカイラインミュージアム

建物はコンパクトに見えるのですが、地階は思いの外広く、20台くらいの展示車(全て個人や企業の収蔵品を好意で展示だそうです)がギッシリ。何と、スカイライン6気筒の起源と言われる『グロリア6』が有るじゃ有りませんか!!幼少の頃、初めての東京で乗った記憶が蘇ってきました。それ以外にも、1960年頃の『ライトマイラー』や『ホーミー』と言ったトラックまで展示があって、間近で見ることが出来ます。
排ガス規制で197台しか生産されず、国内にも現存車両僅かと言われるケンメリのGT-Rもありました。トミーカイラのM20とM30も泣かせる展示です。これは、見応え有ります。開発中のエンジンや、ミッションのカットモデルが有ったり、スカイラインのワゴン車のサービスカーなど、面白い展示もありました。さらに、R34 GT-Rのニュルブリンクリンクの試験走行専用車には、乗車可能!! ワークスで作られたサーキット用車両に乗れるとは。見事なロールゲージの納めや、シートの出来など、異次元に素晴らしいです。ペダルのレイアウトはチョット意外な感じです。(踏んでいないですけど)

ニュルブリンクリンク試験車両に乗っちゃいました

スカイライン専門ミュージアムとして、かなりマニアな内容になっていますが、見応え十分です。ホームページから、1000円の入場が800円になる割引券もありますので、かなりお得。近いですし、気軽に見に行けます。日本の物作りへの情熱の軌跡を見るには良い所です。
ついでに、このやまびこ公園の先にある『塩嶺王城パークライン』は無料で、絶景のドライブコース。『垂れ栗キャンプ場』でUターンでのミニドライブは是非。東に諏訪湖や富士山、西北に北アルプスと素晴らしい眺望です。(樹木ボーボーで見えなかったのを、近年伐採して、よく見えるようになりました)

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