実りの秋がやってきました。
東京で暮らしていた頃には気にもとめていなかった稲穂の成長を通勤中に目にするたびに気になるようになりました。
台風の後には稲が腰砕けになっていないか、稲穂のこうべの垂れ方で豊作だろうかと農業に従事していなくとも環境が変わると意識が変わるものです。
高天原で天照大神が初穂をお召し上がりになった神話からの由来で初穂をお供えする伊勢神宮神事が神嘗祭(かんなめさい)で10月17日、天皇陛下が自ら刈り取った初穂を神に献上して五穀豊穣を感謝する宮中行事が新嘗祭(にいなめさい)で11月23日、一般庶民は新米をそれまでは口にしなかったと言います。
日本のお米文化を大切にしたいですね。