八ヶ岳で長く暮らしていると出会いの増えた動物とめっきりお目にかからなくなった動物がいます。増えた実感があるのが鹿で、見なくなったのが蛍とヘビでしょうか?
写真のキツネはまだまだよく見かけますが、化かしの双璧をになうタヌキは年に1〜2回です。
キツネとタヌキが人を化かすと言われるようになったのは諸説ありますが、タヌキは驚くとショック死したようになるらしく、猟師が捕まえたと思ってもいなくなってしまうからだとか。キツネはバックトラップといって、自分の足跡の上を戻って途中の森に飛び込むので、猟犬でも見失うそうです。その姿を是非見てみたいものです。
幸せを運ぶというヤマネやフクロウ、農作物の種まき時期を教えてくれるカッコウなど、八ヶ岳で出会ったり鳴き声を聞いたら、カレンダーに書き込んでおいて、ご自分の動物カレンダーをお作りになるのも良いものですよ。