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高気密高断熱住宅での暑い夏の快適さ

今年の夏は、最高記録は出さないけど、観測史上ベストテンに入るギリギリの高温が長く続いていて、かなり堪えます。
オルケア事務所も、28~30度の室温を目処に、エアコンを入れています。
オルケア事務所(事務スペース)は、一階が約15坪強、2階が5坪ほどで、総吹抜になっています。
エアコンは4.0kw(一般的に言うと14畳用)出力の物が一台のみで、事務所スペースの空調を賄っています。
最初の5分間だけ全開ですが、その後は微風で回っているだけで25度前後をキープしています。
そのくらいの僅かなエアコンで温度維持が出来るのは、高気密高断熱の強みです。

ただし、冷房の冷気は二階までは上がりません。
吹き出し冷気には相当な温度差があり、一階に溜まりやすいです。
暖房の暖気は、混ざりやすく、何もしなくても1階と2階の温度差は殆ど出ないのですが、冷房は中々難しいです。
私の自宅では、リビングが二階へ繋がる吹抜になっていますので、冷房時はサーキュレーターを回して全館空調しています。
この場合も数分で快適温度に冷えて、後は弱風程度で回っているだけです。
この7月は結構使いましたが、記録を見ると9.2kwhの消費電力量でした。

エアコン自体も年々性能が良くなっているようで、消費電力は少なくなっていっています。
10年経てば半分になっている…なんて言われるほどで、確かに少なくなってきています。
また、暖房でエアコンを使用される方などは、運転時間が長いでしょうから、毎年のメンテナンスも燃費に大きく影響すると思います。
オルケアではエアコンの清掃手配も行っております。
お気軽にご相談下さい。

2 thoughts on “高気密高断熱住宅での暑い夏の快適さ

  1. 最近になって再認識したのですが、地球温暖化が進む中で、長野県や山梨県で別荘を建てる際に、建築場所の標高が極めて重要かと思います。高機密高断熱の建築は必須ですが、それ以上に海抜が重要かと思います。
    先日涼しさを求めて長野県北部を回ったのですが、地形にもよりますが、海抜700-800M程度はかなり暑く、1100Mを超えると漸く涼しく感じました。例えば富士見町も、駅付近は950M程度で猛暑時は厳しく、富士見高原の1200Mくらいまで上がらないと涼しく感じません。10年後には海抜1200Mでも避暑にならなくなる可能性もあります。土地探しをする時に、「標高」という視点も重要な気がします。

    1. 富士見高原の森人 様
      コメントありがとうございます。
      確かに、ここまで暑くなると標高は重要かと思います。
      近いうちに1300m以上でないと避暑地ではなくなっていくのは確実そうな気配です。

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