公開日時:2023年05月16日(5時08分)
ズバッと最初に言ってしまえば、オルケア事務所から飛騨高山まで3時間掛からずに行くことが出来ます。(標準的な運転で)
小淵沢インターから松本インターまでは高速を使います。
安房峠トンネルも使いますので、中央高速→長野道 1780円 安房峠トンネルが790円 で片道2570円かかります。
時間的には 松本インターまでが1時間程度、松本インターから高山市内が1時間40~50分くらいでしょうか。
松本インターからは国道で行くのが一般的ですが、新村交差点付近の慢性的渋滞があるので、私は一本北側の裏道を使うことが多いです。
どちらが早いかと言われますと、微妙なので、googlemapの指示に従うのが一番かと思います。
裏道は走りにくい場所は少ないですが、すんなり一本というわけにはいかず、梓川も渡ったりしますので、万人向けではありません。
まだ、開通予定は出てきていませんが、松本インター手前で高速の大きな工事を行っている部分から、波田町を抜け、新島々駅先までは『松本波田道路』の建設が進んでいます。
一部では橋梁の工事もすすでいますので、そんなに遠くない時期にここはバイパス出来る様になると思います。
新島々駅の先では接合部分と思われる場所でも、国道の進路を変更しながら大きな工事が行われています。
新島々から先の部分、特に安曇地区を抜けてからは道幅も狭めになり、カーブの続く区間が始まります。
道の駅 風穴の里を越えますと、このルートのクライマックスが待ち受けています。
途中3カ所、大型車同士の離合が難しいトンネルもあり、ここの走りにくさを敬遠される方も多いかも知れません。
それでも、1990年代前半に比べると、かなり走りやすくなっています。
上高地への駐車ベースキャンプになる『沢渡』まで来たら一息です。
この間12km程、時間にして20分程度かと思います。
沢渡から先は、車線幅のある道路になるので、走りやすいです。
そのまま、安房峠トンネル(片道790円有料)を抜け、高山方面への国道は走りよい快走路です。
旧丹生川村役場手前のエネオススタンド付近では速度取締を時々やっているようなのでご注意。
安房峠を越えれば、40分くらいで到着です。
この岐阜県側の道中は山の景色が往復とも素晴らしいです。
今時期は若葉の新緑、秋は紅葉、素晴らしいです。飛騨地方、広葉樹の色が綺麗なんですよ。
ちょっと足を伸ばして、荘川の方や『せせらぎ街道』方面に行って見るのも最高です。
飛騨高山は、名古屋や富山からも険しい山を越えなくてはならず、いずれも所要時間がかかります。
比較的近いのは富山で1時間強でのアクセス、名古屋からは2時間はかかります。
そんな秘境的な立地ですが、凄いグルメな街でもあります。
ミシュランが全てではありませんが、数多くのお店の掲載がありますし、お料理のレベルが非常に高い街だと思います。
なんと言っても驚くのが、お魚がよく集まっていることです。和食店の刺身のレベルは日本海行かずとも十二分です。
ここ最近になり、レベルの高いホテルが揃ってきたのも嬉しいところです。
高山駅前には『東急ステイ』(東急不動産系)『メルキュール』(フランス・アコー)『桜庵』(共立メンテナンス系)が並んでいます。
いずれも館内に温泉を備え、かなり居心地の良い内容になっています。
ただ、インバウンドによって需要が急増していて、週末を中心に価格が上がり気味。
高いときは1部屋4万円を超えるときが珍しくありません。(ハッキリ言ってぼったくりだと思っています)
平日のレートが下がっているところで狙うのが良いでしょう。一部屋1万円~1.5万円が相場だと思います。
そのほか、少し建物が古め(2000年頃の築が多い)のビジネスホテルは、数千円で結構有ります。
高山駅の東側に立地するホテルをお奨めします。
朝食は、高山の喫茶店文化を堪能することをお奨めします。朝市もありますし。
なので、素泊まりで泊まるのが正解だと思っています。
意外と気軽に行けるので、是非高山はじっくり行ってみることをお奨めします。