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京都のオーバーツーリズムは予想以上かもしれません

お墓参りで京都を訪問しようと、近々の平日に1泊しようと思いまして、色々調べていましたが、予想以上かもしれません。
紅葉シーズンには少し早いので、まだ行けるかとおもいましたが、本当に異常事態です。
ホテルは報道でも出ていましたが、2倍から3倍の価格…宿泊施設が増えたと言え、昔から行楽シーズンは逼迫していましたので、これは想定内。
安いところは確かに無く、ビジネスホテルなのに3万くらいは最低でしています。
逆に4万円超えると、名の通ったホテルでもチョコチョコ空きがあります。その方がお得感があるレベルです…

しかーし、万が一にと思って、夕食に飲食店を予約しようと思いましたが、平日なのに全然取れません。
少し名の通ったところは『へぇ、2ヶ月以上前から一杯どす…』なんて言われる始末。
私がよく使う、コースでは無く、少し気軽なアラカルトで和食を楽しむ店などは、軒並みNG。(6店くらい連絡しました)
これ、昼ご飯だけでも心配になってきました…。
いやいや、ここまで飲食店の予約で苦労するとは思いもしませんでした。

京都は厳冬期に行くしかなさそうです。
ぼたん鍋を楽しみに、リスケしようかな…そうそう、久しぶりにぼたん鍋の名店『畑かく』さんのホームページ見たら、全然値上がりして無くてビックリ。
丹波の天然物しか扱わず、風情のある個室でゆっくり味わえる絶品鍋を考えると、割安に感じるくらいです。
少し不便な場所にあるからでしょうか…それともイノシシはインバウンドには不人気???
蕎麦ぼうろで有名な『河道屋』さんの『芳香炉』と言う、京名産をいい出汁で戴く鍋が、20年で倍になった事を思うと、予想外のお値段でした。
すき焼きも高くなったしなぁ…(寺町京極商店街のキムラさんは別のようです。でも安いから大行列…)

私は元々の本籍が京都と言う事も有って、親戚やお墓が京都に集中していることもあり、多い時には年に3-4回訪れます。

宿泊先はまちまちですが、京都のブライトンホテルはお値打ちです。
今回10月末宿泊で探したときも、ツインで2万円台前半でお部屋がありました。(これ、かなり破格です)
駐車場も広く駐めやすくて、閑静な環境ですし、落ち着きます。
ただし、2026年12月を持って閉館し、リノベ後はヒルトンブランドになります。高くなるんだろうな…と思っています。

お食事ですが、最近は木屋町の『めなみ』が多いです。
京都の一流の和食をアラカルトで気軽に楽しめます。割烹のような業態です。
(チョイ前迄は『おばんさいや』と言っていましたが、感染症の関係で、大皿を置くことは少なくなりました)
お奨めは1階のカウンターです。女将や板前さんにお奨めを伺いながら食べるのは最高です。

同じような業態では『志る幸』も時々お邪魔します。
ここは、お弁当が有名ですが、アラカルトも豊富で、一流料亭のご主人の姿も時々お見かけします。
アラカルトは、1階のカウンター席になりますので、後ろのお弁当を食べる方の視線がチョイ気になります。
コースは2階での提供です。2階に上がる階段脇には、池田屋事件の発端となる新撰組の押し入り時の刀傷が残っています。
歴史好きには堪らんでしょうね。(一階で食べているときも、女将さんに話しをすれば案内してくれます)

また、同じような所がもう一つ、先斗町に『ますだ』というお店があります。
ご主人が体調を崩されたのか、前回伺ったときはお元気が無さそうに見えて、その後1年くらいはご無沙汰しています。
司馬遼太郎の自筆色紙などが、然り気無く飾ってあり、多くの著名人に愛されてきたお店である事が解ります。

この辺りのお店は、コースの会席より安く、好きな物が戴けて、気兼ねが無いので助かります。
京都独特の入りにくい雰囲気も少ないです。(『ますだ』は常連率が高いかも)

他にもお気に入りは沢山ありますが(と言っても居酒屋が多いです)、折角の京都訪問には一番需要が多そうな所として、ご案内しました。
凄いオーバーツーリズムですので、くれぐれもお早めのご予約をお奨めします。

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