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TN様邸:大自然の中のアトリエ

VRで建築を見学できます。ドラッグやタップで視点を動かすことができます。

八ヶ岳への移住を決めた「きっかけ」

ご夫妻でフラワーアートや植物を使ったインスタレーションの制作をされているTN様。以前は都内にアトリエを構えていましたが、自然の中で創作活動をしたいとかねてより考えていました。東京から車で無理なく行ける範囲で拠点を探し、自然環境が最も気に入った八ヶ岳に移住することを決めました。

オルケアに建築を依頼することになった経緯

自宅兼アトリエとして、移住を前提に検討していたTN様。創作活動に集中できるように、そして作品との調和を考え、シンプルなデザインにしたいと考えていました。たくさんの建築事例を見ていて、オルケアの建築が最も好みに近いものだったそうです。また、寒冷地なので暖かい家であることは必須と考えていました。現在のお住まいは「冬でも半袖で過ごせる」ほど暖かいそうで、住宅性能の高さもオルケアに決めた理由のひとつでした。

現在のお住まいの中で、気にっていること

現在の暮らしやお住まいの全てが気に入っているので「順番」をつけるのは難しいというTN様。人生の中でやりたいことや欲しいものは数多にあるものの、「家」はまた特別なものだといいます。こだわりを持って建てたご自宅。様々な工夫をし、自分たちの手で日常使う道具を作り、一歩一歩自分たちの家を作り上げていく中で、家そのものを育てている、家族が家と一緒に育っている、そして家そのものも体の一部だという感覚を持つようになったそうです。お二人にとっての豊かな暮らしを実現していく過程に、大きな充実感を感じていると、ご夫婦揃っておっしゃっていました。

八ヶ岳での生活で、想定していなかったこと

「確かに不便はあるものの…」と、お話しを始めたご主人。氷点下で車のドアが凍ってしまったことや、鹿が道に飛び出してきたことなど、楽しそうにお話ししてくれました。しかしそれは「楽しめる範囲の不便さ」だといいます。ものが手に入りにくいことで逆に無駄が削ぎ落とされて、自然の中で手に入るものを活用するようになりました。そうした工夫は制作する作品を良い方向に導いてくれているとおっしゃいます。自然の中での創作活動と生活により、以前よりも仕事の質があがり、ご自身の作品にも説得力が増したと感じているそうです。