公開日時:2025年08月22日(17時01分)
この夏、わざわざ暑いところへ泊まりがけで出かけることが何度かありました。
そんな中、この20年30年で想定以上に暑くなってしまったことで、意外な問題が出てきたな…と痛感した事があるので、ご紹介。
東京のホテル価格も6月中旬から、一頃の異常な価格から少し落ち着いた状況となりました。
と言えども、皆さんの解りやすい所で言えば、新宿のワシントンホテルの相場が、25000円前後だったのが14000円位で泊まれる程度です。
多くの方が、ワシントンホテルと言えば1万円前後…というイメージかと思います。まだ割高感がありますね…
価格が落ち着いたのは、例の予言でインバウンドが減ったこと、猛暑で観光どころじゃない…という所が影響しているのではないでしょうか。
そんな中、仕事とその他を兼ねて、宿泊する事になったので、何処に泊まるか…
今回は私だけで無く、家族も一緒でしたので、少し広めのホテルを手配しました。
価格と駐車場や広さなどを考慮しますと、バブル時代に建築されたホテルが候補になってきます。
今回は、1980年代最後の頃に建てられた大阪を拠点とする、まぁまぁ高級ホテルチェーンのホテルと、
2000年直ぐに建てられた新宿駅至近の高層シティホテルに泊まってみました。
いずれも金額的にはツインで1泊2万円ほどのホテルになります。
部屋の設えなどは、建設当時では高級ホテル仕様で作られていますので、広さや水回りに不満はありません。
調度などには、少し古くなった部分は感じますが、不具合などがあるようなグレードでもありませんし、
清潔感などに問題があるような事もありません。
しかーし、参ったのは冷房が全然追いついていないんです。
偶々、両ホテルとも部屋が南向きをアサイン戴いたと言うのもあるのですが、日中はカーテンを閉めないと室温が下がりません。
高層ホテルの方は、夜でもカーテン閉めないと室温23度以下にはなりそうも無く…
この当時ですので、窓や躯体の断熱も現在の基準とは、ほど遠い物であるのは確かですので、外気温の影響を受けやすいです。
それに加えて、冷房能力が余り余力無しで設計されていたのでしょう。
この酷暑には、完全に追いついていないと感じました。
35度とかは有り得たかもしれませんが、40度に迫る暑さまでは流石に想定外でしょうし…
夏の宿選びは、予想外の落とし穴でした。
窓からの眺望も欲しいのですが、この暑さに対しては設備の能力も考慮しなくてはならぬほどになってきている物だと痛感しました。
全くの余談ですが、ポイントが貯まったのと、キャンペーンで望外に少ないポイントで無料宿泊出来るチャンスに恵まれて、
初めて新橋(汐留か)のコンラッド東京にも、この真夏に泊まりました。(ありがたや~、とっておきの夏休みになりました)
チェックインの時に聞いたら、もう20周年とか。そんなに経ちますか…とビックリ。
メチャ暑いときに泊まりましたが、想像以上に快適でした。空調も完璧。
超高級ホテルは、少し古くても違うもんだと痛感しました。
アフタヌーンティーは日本人でご盛況でしたが、宿泊者は日本人比率10%位でしょうか…海外に来た気分です。
便利な立地、見事な眺望、今でも色あせない設備や調度、心地よいサービスは都内で5万円台としては出色だと思います。
駐車場も駐めやすく、アクセスもしやすいです。