公開日時:2025年01月15日(6時48分)
朝は寒くなりました。
この時期、気を遣うのは自動車の暖気です。
昨今の車は環境配慮で暖気不要と言いますが、不要は不要でいいんですけど、直ぐに負荷を掛けるような走行は禁物です。
ソロリソロリと運転する分には問題無いでしょう。
でもね、一番イカンのは、そのあと十分に温まりもせずにエンジン切っちゃう事です。
オイルが十分に行き渡って、油膜を形成する前にエンジン止めちゃうのが一番良くないです。
短距離移動ばかりの車がシビアコンディションと言われる由縁はここです。
できる限り、油温が一定温度になるまで乗ってあげるのが良いです。
直ぐエンジン切っちゃう様な目的地の場合は、チョット暖機してあげた方が良いと思います。
こういった事をしないでおくと何がいけないのか…
オイルの劣化が早く、金属との摩擦も増えるので、エンジンの消耗も早まります。
直ぐに故障には結びつく物ではありませんが、数万キロ乗った頃から顕著に個体差が出てきます。
気を遣って乗った車は昔と変わりませんが、十分に暖まらずにエンジンを切ることが重なる使いかたをし続けると、白煙を吹くようになったり、燃費が落ちるようになったり、冷却水が減るようになったり、色々出てくる様になりやすいです。