公開日時:2024年08月13日(5時06分)
キャンプブームも急激に終息中で、キャンプ用品をメインにしていたメーカーの業績が悪くなってきているとか…
コロナ禍以来、アウトドアに関してはある程度続くでしょうけど、あんなに急激にブームになるのはどうなんでしょうか…
似たようなブームを感じているのがクラフトビール、クラフトジン等です。
私は無類のビール好きなので、クラフトビールは昔からウォッチしていましたが、今の状況は異常だと思っています。
北杜市内にも複数の醸造所が出来ていて製造しています。
萌木の村のロックさんは、【地ビール】と言う時代から稼働していますし、キリンビールさんのOBの方などが入って、本格的に製造されていて、大きな賞も多く受賞されています。
高根の蔵原に出来た宇宙ビールさんは、この数年ですが、話題性が高く、長野県とかでも人気があるそうです。
明野に出来た万珍醸造さんは【MANGOSTEEN】と言う名前で最近展開を始めています。
他にも出来ているかも知れません。
でも、このブームが続くのでしょうか…
私は微妙に感じています。
アメリカのクラフトビールのように、麦芽の風味で勝負する個性派が少なく、フレイバーに走り始めている気がしますし、日本人がイギリス人の様にゆっくり呑む文化があるかと言うと少々疑問です。
価格的にも、一般のビールの倍以上しますし、味的にここの味ね…という物が少ないように思います。(ロックさんは、安定して定番もあって、ここの味…というのが確立しているように思います)
甲府にもクラフトビール専門店などが出来ていますが、余り足が向きません。(松本にもありますね)
乱立して、淘汰されていくのではないのか…チョット心配です。
飽きやすく冷めっぽい…といえば解りやすいように見えますが、ひっくり返せばミーハーなわけで、もっと文化の創成や食べ物とのマッチング等が必要では無かろうかと思ったりしています。
私は、選択肢が増えたかな…という位の見方で、時々機会があるごとにテイスティングをして、心に響くものが見つかるかな??程度で楽しんでいます。