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雨の時期こそタイヤチェック

先日、普通に県道を走っていたら、ちょっとお急ぎの車が目の前で事故。端から見ていた私にしてみれば『普通は止まれるよなぁ』という、軽い事故だったんですが、事故った車を見てびっくり。タイヤがボウズなんですよね。『ボウズ』というブランドじゃ無いですよ、スピーカーでは無いんですから。溝が無くて、ツルツルという意味での『坊主』。路面が濡れていたので、制動距離が伸びてしまい、事故に至ったわけです。しかも、ヒビだらけ。余りのヒビに、タイヤの製造を確認すると2012年製造でしたから、かなり年月が経っている物でありました。

古いタイヤも、適切に保管された物であれば、まだOKなんですが、履きっぱなしで7年も使っていると柔軟性が失われ、本来の性能が出ないだけで無く、ひび割れなどからバーストに発展する可能性もあります。タイヤの製造時期というのは、実は刻印されていて、タイヤを見れば簡単に解ります。

タイヤの見方 YOKOHAMAタイヤ

YOKOHAMAタイヤでは、4桁の数字の前に製造場所の刻印が入るようですが、殆どのタイヤでは4桁の数字で表記されています。
後半二桁の表記を見ると製造年が解ります。西暦の後半二桁が刻印されています。
前半二桁は製造週を表します。22とあれば、5月末~6月頭頃の製造だっけ…という感じです。(正確に数えるのがめんどくさいですね)

あとは、ゴムの状態を見ましょう。ビリビリとヒビが入っていないか。切れ込みや傷などもチェックです。知らぬ間に路肩などに当てて傷が入っている時もあります。こう言ったのが、高速道路でバーストを起こしたりします。

最後に溝の状態をみて、摩耗状況をチェック。片摩耗などが無いか、スリップサインが出ていないか??私は高速走行が多いので、スリップサインが出る頃には交換しています。
昨今、破格の中華タイヤが色々出ていますが、スポーツ走行等であっという間に使ってしまう方ならともかく、一般的に使用するなら、一流メーカーのそれなりのタイヤをお奨めします。タイヤをホイールに組んだ事がある方なら解ると思いますが、高級なタイヤは重心の偏心が殆どありません。極めてバランスが良いです。高いだけにコストをかけて作っているな…と思います。高速での振動や快適性に大きく影響が出ます。

私の場合はまともに買うと破産するので、ヤフオクなどを常時チェックして、状態の良い一流ブランドタイヤが出たときに買っています。新品の1/3程度で買うのを目安にしています。
ブリヂストンではREGNO、YOKOHAMAではデシベル、ピレリだとP7チンチェラート等をチェックしています。これらの新しい物(2~3年以内製造)で使用歴が殆ど無いものをチェックしています。マメに見ていると、意外と出る物です。サイズに寄りますけど。

たった葉書一枚分の接地に命を預けるのですから、タイヤはしっかりチェックです。
これだけ、雨が多いとなおさらです。

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