公開日時:2019年06月18日(6時07分)
最近のPCは結構高くなりました。以前は3~5万位で日常業務程度OKの新品が買えたのですが、最近は6~7万します。価格上昇著しいのは、中上級クラスです。処理能力も高くなっていますが、それにしても高い。
ノートパソコンなんぞ、20万超え当たり前になっていて、i5でも十万台半ばします。
そこで、今使っているPCの延命を図らねば。
ノートパソコンは、メモリ増設位しか出来ません。後は、6年以上経過していると、CPUグリスという、CPU冷却のための熱伝導グリスが機能を失っていることが多いです。これを塗り直し、冷却ファン周りを清掃することで性能が戻ることも往々にしてあります。しかし、作業的にはハードルが高いです。
極希に、CPU換装出来る機種もありますが、電源の問題などでi3をi7にしても、十分に性能が出ないことが多いようです。
デスクトップは、まだまだいじる範囲が広いので、延命を図ることが出来ます。モニタ一体型でも、HDDをSSDに交換するだけでも、体感的に大きく変わります。SSDも500GBで6000から8000円、1TBで13000円前後になってきているので、手が出しやすく、体感的にも効果の大きな高速化です。
メモリが2GB、4GBの方は増設をお奨めします。最低8GB。出来れば16GBあれば、かなり余裕。メモリも価格下落しているので、コストパフォーマンス良いですし、作業は簡単です。ただ、今付いているメモリと相性があるので、詳しい方に相談された方がいいです。メモリスロットによって、購入する物が変わりますし、購入容量も変わってきます。
あと、最近ではあまりやらなくなったパワーアップとして、GPU増設があります。昨今、動画処理などではCPUだけで無く、GPUにも処理を回す物が多いので、電源の許す限り性能の良い物を積むと、意外に効果が出ます。私がオフィスで使っているPCには、Geforce GT1030を積んでいます。12000円~14000円しますが、消費電力が非常に低く、小型基板(LP、ロープロファイルとかロープロといわれます)の物が多く、ファンレスもでているので、小型のオフィス向けPCでも搭載がしやすいです。性能も、数年前の中級クラスですので、4K画面などにしても十分使えます。電源容量に余裕があれば、同等性能のGTX750ti等も狙い目でしょうか。中古で6000円~8000円ででています。ただ、GT1030が30wに対し、GTX750Tiは70w位行くので、電源に余裕が必要です。
今使っているPCを、買い直す程じゃ無いけど、なんだかかったるくてなぁ…と思っていても、1~2万の投入で使いやすくなることが結構あると思います。周りにPCに強い人がいなくて…という方も、DOSPARAでは本体持ち込めば、色々パワーアップパーツを選定してくれるそうです。
私が良くお奨めするのは
1.なんと言ってもSSD化
2.メモリの容量チェック。8GB以上欲しい
3.冷却系のチェック(CPUグリス塗り直し、ファン周りの掃除)
4.GPU強化
こんな所でしょうか。ノートパソコンですと、バッテリーの交換も、内蔵型であっても出来ることが多くなっています。電源つなげないと使い物にならない方は、ちょっと調べてみることをお奨めします。