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鰻屋さんと思って行ったんですが…

今日は、少しブログの趣旨とは離れた話題です。
先日、私事で東京に行っていました。人混みが苦手な私は、新宿とか銀座とか渋谷とかは極力避けています。
で、今回は家族のリクエストがあり、鰻を食べに神楽坂に来ました。日中は歩行者天国になっていて、歩きやすいですね。

息子の同級生が修行に行っていると聞いていまして、『志満金』と言う鰻屋さんに行って来たのです。
高級店のイメージが強いですが、価格帯は小淵沢の鰻屋さんとほぼ同じでした。
メニューを見ていて驚いたのが、飲み物メニューの裏側に、美味しそうな一品メニューがずらりと並んでいるんです。
鰻屋さんらしく『きも煮』等もありますが、『茶碗蒸し』『鶏と芋のにっころがし』『お刺身盛り合わせ』等々。
ちょっとした割烹みたいです。酒飲みには堪りません。

私は初めて伺ったお店でしたので、まずは鰻と言うことで…と思ったのですが、気になって『きも煮』『お刺身3種盛り合わせ』を頼んでみたのです。
すると…一流日本料理店顔負けの一品が出てくるのに驚きました。
『きも煮』は苦みやえぐみは皆無、甘みは控えめに実に上品に味わいよく炊かれています。
『お刺身』は少し寝かせて、旨味が上がってきている物が出てきます。盛り付けも刃の入れ方も一流です。
ここで、完全にスイッチが切り替わってしまいました。
すっかり、日本酒を楽しみながら、小皿を楽しんでしまうモードに…
結局3時間以上ゆっくり飲み食いしてしまいました。

勿論、最後には鰻を戴きました。甘みを最小限に抑えた味わいで、ここまで深い味わいの蒲焼きは初めてです。
(※単純に、東京で蒲焼きを食す事が殆ど無いので、そう思うのかもしれません)
しかし、それ以上に和食の小鉢、小皿料理を堪能してしまいました。
鰻屋さんに行ったハズなんだけど…驚きのお店に行ってきたお話でした。

あ、肝心のお勘定ですが、鰻は小淵沢の鰻屋さんと同じくらい。
和食系の一品一品はかなりお手頃です。居酒屋よりは高いですが、かかっている手間と材料が格別。
一流の日本料理屋さんの味わいです。京都の『志る幸』さんを思い出しました。(ここもアラカルトで楽しめるお店です)でも安い。
お昼を休まず営業されているので、早めの呑み始めや、昼呑みにも最適です。

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