公開日時:2024年03月04日(16時00分)
年々大容量化するスマホや動画カメラのバッテリー。
特に出先でのバッテリー不足は深刻な問題で、USBコンセントがあっても殆どが2A出力(10W)で、直ぐに充電するには厳しい出力です。
普段の生活では十分な容量でも、旅に出たりすると酷使するので、足りなくなることがしばしばあります。
私も、普段は残量70%前後で就寝時に充電するのですが、新幹線などに乗車して旅をすると、夕方には30%前後とかになっていることが多いです。
チョットした時間に30%程度充電出来ると、かなり心に余裕が出来るのですが、2A出力(10W)では2時間程度を要するので現実的ではありません。
これが、最近の高出力充電器やモバイルバッテリーですとPD出力が出来る物が出てきています。
PD充電では30Wとか45Wとか65Wが一般的です。65W出力に対応していると、かなりのノートパソコンでも駆動・充電が出来ます。
最近のスマホや動画カメラは、おおよそ30W入力に対応していて、30%程度の充電だと30分程度で出来ますので、チョット準備をしている間に充電が出来ます。
最近のモバイルバッテリーも、多くは10000mAhの物が多く、2A出力の充電器だと満タンにするのに4~5時間もかかってしまいます。
大型の20000mAhだと8~10時間もかかるので、一晩掛けても満タンにならない…なんてこともあり得る充電時間です。
なので、充電器もPD30W程度の出力が最低限有ると使い勝手が全然変わってきます。(20000mAhで4時間程度で充電出来ます)
これだけ急速に充電して、純電池の方に負荷がかからないのか??
そんな疑問が出てきますが、PD充電の場合は色々な監視機能が働いていて、電池の状況に応じて出力を変化させています。
なので、そんなに大きく負担はかからないと言うのが、業界での認識になっている様です。
モバイルバッテリーは特に時間制約の厳しい状況での利用が多いと思いますので、入力・出力共にPD30w以上の対応が出来る物を購入された方が良いと思います。
充電器に関しても、今後は30W以上の物を購入された方が良いでしょう。