公開日時:2022年08月20日(17時23分)
毎度の車ネタではありますが、かなり秀でているのでご案内します。
私の自家用車でのタイヤが持たない問題はかなり深刻でして、昨年は危うくタイヤ破産かと思いました。
え?どういうこと??と思われがちですが、少々速度を出しすぎなのか、距離乗りすぎなのか、昨年は夏タイヤを3回も交換しています。
1回目はコンチネンタル スポーツコンタクト4、2回目3回目はファルケン アゼニスFK510、を使用しました。
コンチネンタルは1万キロ程度、ファルケンはいずれも1万キロ強でスリップサインが出てしまい、交換となりました。
なんで、もっと一流どころを使わないの??との意見も出ますが、ここまで寿命が短いと価格が大きなファクターになります。
例えば(私の車でのタイヤサイズの4本価格)ブリヂストンですと27~28万円、コンチネンタルが15万円強、ファルケンは7万円位なんです。
値段は4倍でも、4倍は持たないでしょう。(2倍も無理かと)
これを見かねた息子から、『ハンコックのベンタスは良いよ。メルセデスの純正採用にもなったらしいし』との情報が入ってきました。
私は内心『中華タイヤ、韓国タイヤはなぁ』と思っていましたが、今年の夏タイヤシーズンに入り、ファルケンが相変わらず減りが早く、
半分減ってからの雨天時走行に慎重を要すので、思い切って変更してみました。(という事は既に今年は1回交換したんです…(>_<))
今回使用したのが韓国の『ハンコック ベンタスV12』というタイヤです。
確かにメルセデス ベンツの新車装着にも採用されていて、ドイツのツーリングカー選手権などでも採用が進んでいるので、EU圏では知名度が上がっているタイヤのようです。
ハンコックのタイヤは20年以上前にスタッドレスで使ったことがあるのですが、悪くなかったのを覚えています。
いかにもハイドロ対策向けなタイヤパターンも見た目としては戦闘的で、ロードノイズが心配です。
使用してみて、新品履き始めのロードノイズは大きめでしたが、5000キロ超えた現在としては音量も変わらず、うるさいタイヤではないです。
感動的なのは、大雨路面での安心感。スパッと水膜を切っている感じがつかめて、ハイドロが極めて起きにくい。
ドライでのグリップ力も問題なしです。多少滑りやすい所でも、頑張っています。
欠点を上げるならば、大きめの段差などを踏んだときの音質が良くない。音量も大きめです。
あと、サイドレター(タイヤ側面の刻印)が余り格好良くない。組み付け時のバランスウェイト量が多めに感じる。
その程度でしょうか。
肝心の減り具合ですが、現在7部山程度。
このまま行けば1.5万キロ以上は十分持つと思われます。
これはコストパフォーマンスが高いと思います。
次回は、ハイドロ対策でサイズダウンしていましたのを、正規サイズに戻して乗ってみようと思っています。
なんとか、スタッドレスまでは持って欲しいと願う今日この頃です。