公開日時:2021年07月06日(5時41分)
車関係だけかと思っていましたが、実はジワリと住宅関係や家電関係に影響が出始めています。
まず、これから需要期に入るエアコンです。
現在、三菱のエアコンは全滅状態となってしまいました。寒冷地用ですと、最も価格的に魅力的で、オルケアでもよく使っていただけに困っています。
パナソニックもどうか…という噂がありますが、未だ解りません。
代替としては、日立・ダイキン・富士通ゼネラルは動いています。
太陽光発電関係は、ほぼ全社ダメになってきました。
これは、コンディショナーと言われる、直流と交流を変換する機械部分での半導体が無いそうです。
パナソニック製とオムロン製が大半を占めますが、両社とも全滅状態です。
この他に目立った動きはないですが、ジワリと何かが出てきそうな感じがします。
ウッドショックも含めて、ビルダーが建築工事の完工リスクだけでなく、部材の価格と調達確保のリスクを背負わなければならない時代ですね。
海外との分業による資材調達は必要ですが、やはり日本で国産し自給出来る体制も併せて作らないと今後の日本の将来は危ういかもしれません。例えば中国との関係が悪化して輸入が止まれば、日本の住宅建設が止まってしまうこともあり得ますね。例えば取付けるTOTOのトイレが来ないとか。当然日本で作れば割高になりますが、対価を払っても国の安全保障の為に必要な負担だと考える発想が大切なのかも知れません。自分自身への戒めでもあります。
こればかりは、本当に困ります。
メーカーの方で、早く情報を出してくれれば良いのですが、昨今は本当にインフォメーションが流れなくなっています。株価への影響回避なんでしょうか??
出荷停止や受注停止になってから…とか、そんな事ばかりで、困っております。
日本製といっても、部品が海外調達のことも多く、私共も判断する材料が無くて、対応が能動的になってしまわざるを得ない状況です。
木材価格は既に一部では3倍以上になっており、これもここまで激しいと、予測どころの範囲ではない感じです…