公開日時:2021年02月09日(5時25分)
先ず、先にお断りしておきます。
保証や詳しい説明が必要な方、新古車のような新車同様の車を探す方、人気車で相場が非常に高い車種を探している方は、この方法はオススメしません。ディーラーの認定中古車(保証付)を探してください。その方が結果として総額が安くなることが多いと思います。
目当ての車があって、安く、程度をご自身で判断出来る方が安く車を買う方法の一つとして、ご紹介します。
中古車のオークションに流れる車両というのは、ディーラーや買取屋で自社販売できない車なので、何か訳ありの事も多く、リスクがあることを理解して購入しなくてはなりません。
良くあるのが、オイル漏れ隠し。最近の添加剤は優れている物が多く、そういった物を添加し、一時的にオイル漏れを止めておく。その間に、エンジン廻りを洗浄し、痕跡を消してしまう。良くやる手口です。購入して数百キロ走ると、漏れてくる。
輸入車で多いのは、ミッショントラブル。輸入車のオートマトラブルは、暖気がしっかり出来てから出る物が多く、購入して10キロ以上走ってから『???』となる様な症状が出る物が多いです。
こういった物は、オークション出品時に申告して出品されている物は、先ずありません。
なので、オークション購入に際してはそういったリスクがあるかも。として参加した方が良いです。
その為、購入車種で多く出ているトラブルを把握し、整備予算を確保しておいた方が良いと思います。
台数の多い物で有名なトラブルとすると、
スズキの軽で、3年くらい前のほぼ全てに搭載されていたK6A型エンジン。異常燃焼(デトネーション)を起こすと排気バルブにダメージを与えて、圧縮不良を起こす物があります。軽症だと、寒い時期に掛かりが悪いな…位ですが、重症はエンジン止まります。
ダイハツでは平成19年頃からの3~4年のKF型エンジン搭載車。欠陥じゃないの??と言われるほど良くない。タイミングチェーンが伸びまくってエンジンがパーになる。良くてもオイルを食いまくる。なので、中古相場が凄く安いです。平成27年以降は良くなっています。(相場も高い)
VW・AUDIでは、2003年頃から出たDSG(オートマ)のトラブルが有名。これは、2014年頃まで安定しません。乾式7速は大分良くなっていますが、それでも2010年以前のタマは時限爆弾を抱えているような物と揶揄されています。湿式は今でも、トラブルがあるようです。なので、相場が安い。
まぁ、車種によって色々あります。
そんな中、中古車屋さんの仕入れ価格で購入できるのが、冒頭にご案内した『カーオークション代行サービス』。代行サービスは色々ありますが、探しやすさや、価格ではダントツにここが有利。
オークション会場で実車チェックも可能なのが嬉しいです。やはり車は実車を見た方が良いです。写真では解らない事が多くあります。
車を買い換えるときは、こう言ったので相場を調べておくことも必要かもしれません。