お問い合わせ 事例紹介

今のオルケアが出す高気密・高断熱住宅の性能は、リフォームで簡単に出るレベルではありません

東京都の人口減が止まらない状況が続いています。
これは、周辺近県への転出が増えていること、転入数が落ち込んでいることが原因のようです。
八ヶ岳も、移住のお問い合わせが6月頃から急増していて、中古物件を中心に一気に物件が減ってしまいました。
オルケアにも、例年に無い多くのお問い合わせを戴いております。

ここに来て、リフォームのご相談を沢山戴いております。特に、中古をご購入の方からのリフォームのご相談が多くなっています。
オルケアでは、高気密・高断熱の建物を専門にしておりますが、その性能は新築住宅で、考え抜かれた工法と素材、さらに高い施工技術を持って初めて成立する性能となっています。
その為、北海道でも第一線に出て、胸を張れる性能の住宅をご提供出来る様にしています。

八ヶ岳の中古物件では、まともな断熱が施された案件は、ほぼ皆無です。『壁厚一杯に断熱材入っているので大丈夫ですよ』といわれた…なんで、笑い話にもならぬ言葉を信じて購入された話もありました。
気密に関しては、測定すら出来ない(測定の為の内外気圧差が出せないほど、気密が無い)建物が殆どです。
なぜなら、八ヶ岳エリアの建築で、高気密高断熱を本当に勉強した人が携わっている事は殆どありません。見よう見まねで、聞きかじったことだけでやっていることが多いのです。
他社と比較検討されたお客様が、他社で聴いてきた言葉で『ウチは断熱はしっかりやります。でもね、気密はほどほどにしないと。だって、タッパの中で生活したくないでしょう』なんて言われたそうです。私たちは、唖然とするしかありません。そういったいい加減な事を言う人に『断熱しっかりやっているって、Ua値でどのくらい出るんですか?』って訊いてみてください。そういう人に限って『だって、ウチの建物は薪ストーブだけでTシャツですよ』とか『そりゃ、建物に寄って異なる』とか『北海道並みの』といった、抽象的な言葉しか出てきません。
こんな感じで建物を建てられた物が殆どな状態で、リフォームで断熱性能アップなんて、無理なんです。ある程度の改善は出来ても、山梨県での次世代省エネ基準まで上げるのは、相当なコストがかかります。
山梨県の次世代基準では、相当に燃費が悪いです。北海道の次世代省エネ基準の半分も性能が出ていませんから。オルケアでは、北海道の次世代省エネ基準が目安になっています。さらに、その倍近い性能まで上げる事も出来ます。

私たちが、毎度のように苦笑いする物件が甲斐大泉駅の近くにあるんです。有名な建築家デザインの建物です。
ここ最近、長らく売りに出ていましたが、7月頃に売却済みになっていました。
私が知る限り十数年の中で、数回転売になっているんです。なぜなら、冬の維持費が高すぎる…。要は寒い家って事です。
目立つ建物なので『あ、また出てる』って、直ぐ解るんですよね。

まだ、秋の口でさほどでもありませんが、12月になったら、各方面から断熱リフォームのご相談が相次ぐと思っています。
八ヶ岳では、まず住宅の性能。これが最重要です。

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