公開日時:2018年02月18日(5時17分)
温暖化のせいなのか、最近は南岸低気圧の接近と共に気温が上がって、雪にならないことが多くなりました。2月にそんなことなんて…20年前には想像も出来ませんでしたが。
先日の10日夜の雪も、最初は全然積もる気配無かった程の気温でした。深夜になって、急に白くなりましたが、それでも気温は氷点下になるかどうか…と言う感じで、降水量の割に積雪量は出ませんでしたし、雪も大根おろしに近い様な、水っぽい雪でした。(なので、除雪は重くて大変でしたね)
どうも、雪の量が減少傾向にあるような気がしてなりません。
今後も、四年前や1998年の大雪のように、1m前後の積雪の可能性に関しては、あると思っておかないといけないと思います。当然ですが、建物等への配慮も欠かせません。
八ヶ岳では、大雪が来ると多くのカーポートなどが壊れて、姿が無くなるのですが、数年もすれば、また設置が増えるんですよね。さすがに、地元の方は多雪対応型の物を設置されていますが、知らない方は30cm対応くらいの物を取り付けている事例を見かけます。4年前の教訓で少なくはなっていますが…確かに、1m対応型はデザイン的に魅力が薄いので、難しい所ではありますが…
福井の大雪が報道されていますが、Youtube等でみると、大変な事になっております。なんと言っても、雪が凄くヘビーな感じなのです。水分を含んで重そうな感じ。なので、排土板を付けた除雪車も相当にエンジン吹かして作業しています。これは、人力除雪では大変です。除雪機も難しいでしょう。住宅街の道路では、路肩の雪が3mとか4m近くまで積み上がっていて、収拾付かなくなっています。福井県知事が、不要不急の外出を控えて欲しいと呼びかけると共に、会社を休んで欲しいと声明を出したのにも頷ける状況です。
八ヶ岳では、幸いにも雪を置く場所は比較的潤沢なので、ここまで困った事態にはならないと思われますが、それでもあのような雪になると、除雪作業は何時もの5倍とか時間がかかりそうです。
不測の事態に備え、何時もベストな出動が出来る様に気を引き締めておきたいと思います。