公開日時:2025年12月05日(17時29分)
物価が上がり、燃料費も高くなっている昨今、こうやって冷え込みが来ると気になるのが暖房費です。
オルケアでは、どんな燃料や暖房方式を使ったとしても、最小限のエネルギーで暖かくお過ごし戴ける様にするために、建物の性能を先ずできる限り高くしておくことをお奨めしています。
オルケアの建物は、北海道でも第一線に出る事が出来る断熱性・気密性を標準としており、オプションでは更に高めることも出来る様にしています。
オルケアの建物では、気密性能が極めて高いため、燃焼ガスが室内に放出されるタイプの暖房器具の使用は厳禁です。
ファンヒーターやアラジン型ストーブに代表されるような、燃焼ガスも室内に出てくるタイプの暖房器具は安くて熱効率が良いのは確かですが、先進国では販売出来ない国が殆どです。
ドイツなどでは、鋳物パーツを組み合わせた従来の薪ストーブですら、設置が出来なくなってきています。
鋳物製薪ストーブは、鋳物パーツを重ねて構成されているので、隙間があり、その隙間より燃焼ガスが室内に入ってくるのをNGとしています。
その僅かな燃焼ガスですら、法律でNGにする位ですから、排気ガスも一緒に室内に出す物などは論外です。
健康のためは勿論ですが、本当に簡単に生死に関わるレベルかと思います。(怖くて、実験もした事無いです)
同じ暖房器具として、何が一番安く運用できるのか…最新のエネルギー価格を元に試算をしてみました。
昨今はカロリーではなく、ジュールという単位を用いるようなので、そちらで比較してみます。
1MJあたりのコストを計算してみました。(1MJ(メガジュール)は240Lの水を1度温度上げるために必要な熱量となります)
灯油 3.8円
LPG 4.2円
電気 7.0円
ペレット 3.1円
薪 5.5円
(一般的な市場価格で算出しています)
私として、少し予想外だったのが、ペレットの市場価格が上がっており、意外と灯油とかと差が少なくなっている点です。
電気との差も少なくなっている感じがします。
電気が他より高い状況ですが、エアコンは1000wの電力で3倍以上の熱量を出しますので、実質的には1MJあたり2.3円以下になります。
そうすれば、他のエネルギー源に比べるとかなり割安な物となります。
LPGに関しては、契約会社によってかなり差があります。
弊社がお世話になっているガス会社さんですと、3.6円位になりますので、灯油より安いですし、熱効率も高いので、有利になります。
オルケアの建物では、元々少ないエネルギーで運用できるようにしているので、
いかなる物を入れても、運用コストは少なくて済みます。
お好みに応じて、色々なご提案ができますので、お気軽にご相談下さい。