公開日時:2025年12月01日(5時58分)
この数日、平野ではタイヤ交換する人が多いのか、色々な情報がSNSを中心に流れてきます。
そんな中で『いくら何でもアウト』と言うのが、立て続けに来たので、気になって投稿しています。
先ず、ホイールナットを緩めたり締めたりするのに、電動工具を使うのはハイリスクです。
緩めるのにインパクトドライバを使うのは良いとしても、締め込みにはあくまで補助道具として使わないと危険です。
仮締めまではインパクトで良いとしても、本締めはトルクレンチか、ホイールナットレンチを使いましょう。
締め込み時のナットの最初の2回転くらいまでは手でやらないと、山を舐めることも多いです。
また、インパクトドライバでも、6角軸を使用するものでは弱すぎて、お話になりません。
必ず差し込み角が12.7mmか9.5mmの四角い物でやらないと、強度が足りません。
ラチェットでやろうとしている人もいましたが、これもNGです。(絶対的に強度不足)
せめてクロスレンチ(千円チョットで売っています)を使いましょう。
本当ならば、トルクレンチで締め込みトルクをキッチリ取るのですが、1本1万近くしますのでなかなかDIYで手を出すのは難しいですよね。
クロスレンチなら、かなり強めに締め込み。
ホイールレンチなら、少し体重をかける程度の締め込みは最小限でも必要でしょう。
欧州車は、かなり強めになります。(国産車より3-4割強め)
ここまでが????のかたは、大人しくプロに任せるべきです。
八ヶ岳の場合、周辺のガソリンスタンドや自動車工場でやってくれます。
甲府の小瀬の方に『スリーライク』と言う、ガレージでのタイヤ交換屋さんがあります。
履き替えは2,500円からと激安です。
安く済ませたい方は、相談されては如何でしょうか。
ネット購入のスタッドレスの組み付け等もやってくれます。(それもメチャ安い)
タイヤ預かりなどはありませんので、ご注意下さい。
冬に向けて、ウォッシャー液も原液にしておかないといけません。
薄いままですと凍ってしまい、必要な時に出なくなるだけで無く、モーターを壊すことにもなりかねません。
(私は、夏場に使うことが殆ど無いので、年中原液状態です…)
バッテリーも気になりますね。
最近、エンジン始動の音が弱っちい…とか、ヘッドライトの明るさなどが変わるとか有れば、かなり危険です。
寒冷地と言うこともありますので、引き延ばしても車検2回で交換した方がいいと思います。
(アイドリングストップが付いている車は、4年も持たないことが多い様です)
昔の様に、段々弱くなって…と言うことなく、突然死が多くなっていますので、ご注意下さい。
寒くなって多いのが、タイヤの空気圧不足。
これ、本当に多くなっています。
寒くなって、2-3割空気圧落ちている事も多くあります。
日々のチェックが面倒な方は、TPMSと言う空気圧モニターを使うのも方法です。
私は太平洋工業さんが出している空気を入れる口に装着するタイプのTPMSを使っています。
スマホとBluetoothで接続し、操作も確認も簡単です。
更に大きめのタイヤの方で多いのが、エクストラロード規格を知らずに圧を調整している方。
(エクストラロードは、規定より10-15%空気圧高めで使わねばなりません)
これもバーストになりやすく、危険です。
冬の安全運転に向けて、最後のチャンスの時期です。
どうか、万全の体制で冬支度をしましょう。