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ロシア上空を通れないのは、やはりかなり違います。EUへの最安最短は…

八ヶ岳とは余り縁の無い話しではありますが、ヨーロッパ行きの航空機の話です。
ヨーロッパ行きの航空機を色々調べていて、一頃より価格が下がってきたかな…と思うこの頃。
でも、搭乗時間を見ていて、二の足を踏んでしまうのであります。

パリまでの直行ですが、おおよそ14時間半から15時間となっています。
金額は20万円強から25万円。エコノミーでの話しです。だいぶ安くなってきました。
時々、各キャリアでのフェアで16~18万円で出ています。

一方で、乗り継ぎの場合。
金額は10万円強から15万円。主流は南回りと言われる東南アジア経由が殆どです。
こちらも経由地から12時間から14時間というところでしょうか。
経由地まで3時間半から5時間強乗っているので、合わせますと15時間以上、ルートによっては20時間くらいかかります。
(乗り継ぎ時間は別途)

お奨めするわけではありませんが、中国の航空会社はロシア上空を飛んでいます。
金額は多くの場合は12万円前後で安定しています。
北京で乗り継いだ場合は11時間程度、北京までは4時間程度でしょうか。
経由するので、合計時間は直行と同じようになりますが、連続搭乗時間は短くなります。
昨今、乗り継ぎでは入国不要になったようで、ビザも要らなくなったようです。(時間等に制約あり)

何を優先するかは人それぞれではありますが、一つの座席に連続で15時間というのはかなりつらい物があると思います。(私は未体験ゾーンです)
エコノミーですと、結構狭いですし…
私の場合は10時間強が限度かな…と思ったり。

金額最優先の場合、大きく3つのルートが有る事が解ってきました。

一つは中国経由。
これは全体時間も短めで、乗り継ぎも悪くなくなっている様子。
連続搭乗時間が11時間程度というのは有り難いです。この位なら、酔って寝ちゃえば終わりですから。
但し、遅延は多めのようですし、中国を乗り継ぎ地にする抵抗もあると思います。
おしなべて、機内食もイレギュラー時の対応に関しても評判が悪いです。
条件が揃えば、トランジットホテルのサービスもあるようですが、送迎は無いとの事。

もう一つはエチオピア経由。
これは全体日程に余裕が有る方向けです。エチオピアで十数時間待ち合わせが発生します。
しかし、エチオピア航空が豪華なホテルを用意してくれて、ゆっくり寝て休憩が出来るのがポイントです。(時差ボケ矯正には最高)
これは、エコノミーでも何でも全員が受けられるサービスです。
日本からはソウル経由でエチオピア行き直行が飛んでいます。(一旦降機しますが、比較的すぐに出発)
金額は10万強から12万円強で安定。トランジットホテルは無料です。機内食の評判も良し。
※トランジット時は預け荷物は出ません(スルーバゲージ)ので、お泊まり分の荷物も手荷物で用意が必要です。

最後はスリランカ経由。
こちらも、乗り継ぎに十数時間空くことが多いルートです。
航空会社がトランジットホテルのサービス有るのですが、円安で航空券のミニマムチャージに到達しないことが多く、エコノミーでは無理。
金額もエチオピアルートと余り変わりません。
ネックは、トランジット時の休む場所と、コロンボの国際空港のセキュリティーチェックの厳しさです。
搭乗までに4回以上保安検査あります。その昔は爆弾テロが良く有りましたので…
安くEUへ向かう方にはポピュラーらしいのですが、エチオピアの方がよさそうです。

上記、中国経由。エチオピア経由、スリランカ経由は往復で手配しないと安くないです。

最後に補足で、大穴路線をご紹介。
半年以上先に予定が決まる場合は、台湾のEVAairを利用するのが安くてお奨めです。
乗り継ぎ時間は短め(3時間程度)が多い様ですが、台北観光挟みたい方は1泊も選択できます。
サービスにも定評があり、機材も新しく、シートも良い物を使っています。(多くはRECARO製)機内食の評判も良いです。
EUの就航地は少なめですが、安心感の高い台北桃園国際空港での乗り継ぎであることや、台北を深夜出るので、時差ボケが出にくい時間での飛行です。
金額は12万円前後で安定しています。荷物も23kg2個までOKというのも有り難い。
半年を切ると、空き具合で値段が少々高くなって、メリットが薄くなりますので、ご注意。
片道でも値上げ幅が少なめで、安く買えます。

更に超大穴ルートがあります。但し、着発はアテネに限定されます。(意外とここからの飛行機が安くない)
シンガポール航空子会社のLCCであるスクートが、シンガポール~アテネに飛ばしています。
この路線、安いときは日本からの片道4万円切ります。(往復7万円台って事です)
シンガポール往復と変わらずにアテネまで…という不思議さはあるのですが、本当に公式サイトで出てくるんですよね。
LCCですので、イレギュラー時の補償・対応などは最低限と思われます。(EU261法の対象のハズですので、金銭的には補償されます)
スクートplusと言うプレミアムエコノミーに相当するようなグレードが高めになっていて、エコノミーの時のみメリット大です。
エーゲ海クルーズなどでイタリアに行くような場合は使えそうです。
片道でも安いので、片道で行く場合はメリット大きいです。

ヨーロッパ旅行企てるなど、豪勢な事で…と思われがちですが、家族が向こうに行っていて、タマには顔が見たくて、安いルートを色々調べている状況なのです。
調べてみると、スカイスキャナー等では解らないルートが結構ある物で、日々発見があります。
10万強でEUにいけるとなれば、結構行きやすいのではないでしょうか。

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