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スタッドレスタイヤは賞味期限が短いです

スタッドレスタイヤへの交換がピークになっておりますが、自動車工場で交換待ちのスタッドレスタイヤを見て『えー、これはヤバいでしょ』というタイヤを見かけることが多くなっています。
八ヶ岳方面、ここ数年積雪らしい物が少なく、スタッドレスタイヤの出番が少ないという事情もあるのでしょうけど、古いスタッドレスが多くなったと感じます。
スタッドレスタイヤは基本的にタイヤの柔らかさで効かせる原理になっており、硬化してくると急激に効きが悪くなります。
硬化の早いメーカー、遅いメーカーはありますが、多くのメーカーは2~3年過ぎますと急激に硬化が始まり、気休めにもならない程度しか効かなくなると言うのもあるようです。
一般的にブリヂストンは硬化が遅いと言われていますが、それでも3年以上経った物は性能低下が結構有るそうです。

タイヤの製造年はタイヤ脇の刻印で判りますので、一度確認をされることをお奨めします。
見分け方は下記リンクをご覧下さい。海外メーカーも基本的に同じです。

タイヤの製造年の見方

スタッドレスタイヤは柔らかいからグリップが良いとの噂も根強いですが、実はそうではありません。
特に雨天時の舗装道路では、サマータイヤに劣る物が多く、高速道路などでは気をつけなくてはいけません。滑りやすいです。
なので、雪じゃないから大丈夫と思っていると思わぬ事故になります。


また、スタッドレスタイヤは限界速度が低くなっています。
とはいえ、限界速度160km/hが殆どですので、一般的な速度では問題無いですが、飛ばす方は余裕が少ないのでご注意です。(一部タイヤは190km/hだったり210km/hの物もあります)
冬は一段と安全運転。必須です。

あと、冬準備にウォッシャー液の濃度変更もお忘れ無く。
八ヶ岳エリアでは、基本的に原液使用が多いと思います。

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