公開日時:2022年11月14日(5時17分)
私の趣味は釣りなんですが、釣った魚は何時までも良いコンディションで食べたいものです。
これまでは、キッチンペーパーやサラシに巻いて、氷温で保存するのが精一杯で、青物(ブリやカンパチ、ヒラマサなど)は3日程度が限界でした。
飲食店さんのインスタグラムなどを拝見していると、時々『サクにしてから、軽く脱水し……』というくだりを見ていました。
一体、脱水とはなんや?と思っていたところ、三重の釣行時に船宿のスタッフさんに紹介された釣りキチが大将の割烹居酒屋『おざき』さんで教えて貰ったのが、
『ピチットシート』という商品名の不思議なシートです。
魚や肉を脱水し、うまみを濃くしていくシートらしく、数時間シートで包んで冷蔵庫で休ませるだけ。
スーパーでよくある水でふやけたような魚でも、水がほどよく抜けて、刺身でも美味しくなるのです。
これで脱水してから真空パックにしてしまうと保存が非常に楽になります。
持ちも全然違います。(数日間は刺身で全く問題無し)
真空パックにすれば、冷凍もコンディション良く冷凍できるので(空気層が無く、急速冷凍)、これまた便利。
何やら燻製の下準備に脱水すると旨くなるらしいです。
ピチットシート、少し高い(15枚で1000円前後、32枚入りで2000円弱)のですが、魔法のシートであります。
我が家ではお肉は殆ど食べないので出番が少ないのですが、釣って帰ってきたときには大活躍です。