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ご自身でタイヤ履き替えするときは、左にご注意

スタッドレスへ履き替えの時期になってきました。ご自身で交換される方も多いのではないでしょうか。
JAF等の統計によると、タイヤのボルトの緩みによるトラブルの大半は、左に集中しているそうなんです。大型車で良く話題になるのですが、乗用車でも同様に左に偏るそうです。

私も20年くらい前に、締め付け不良と思われる事から、ボルトが緩み1本折ってしまったことがあります。
これは左前でした。確か、恵那山トンネルを八ヶ岳に向かって走行中に、なにやら異音を感じ、その後振動が出てきたので、ペースダウンして、園原で降りた事があります。飯田のディーラーに駆け込んだら、ボルトが折れていました。

私は交換時に、これまではクロスレンチを使っていましたが、年齢と共にいい加減になってきているので、最近は380mmの長い柄のラチェットハンドルに、交換式のソケットを装着して作業するようにしています。
柄が長いので、ボルトを緩めるにも、締め込むにも楽なんです。締め込みに関しては、トルクレンチも使うようにしています。昔は高かったトルクレンチですが、しっかりしたブランドの物が5000円位でamazonで手に入る時代です。(これも長めのタイプです)
左側に関しては10%~15%強めに設定して締めるようにしています。

タイヤ交換後、100km位走ったら、今一度締め付けを確認するのが、一番確実です。
プロがやったから…と過信してもいけません。実はボルトの緩みの事故で、40%以上がプロの施工なんです。
スタッドレス交換後に起こりやすい、タイヤの脱落事故。気をつけましょう。

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