公開日時:2019年01月13日(6時17分)
方々から、異論が湧いている3月のダイヤ改正。私も、正直困っております。
特急あずさの停車駅が大きく変わっています。
八王子を出ると、甲府まで、ほぼ全便がノンストップとなっています。(大月や石和温泉などは止まらなくなります。『かいじ』は停車する様ですが)
さらに、富士見や下諏訪は停車本数が激減します。これによって、6分とか、新宿と松本の所要時間が短くなると言っていますが…
観光ではなく、ビジネス需要を見込んだダイヤなのでしょうか…下諏訪は結構需要があると思っていましたが、停車するのは4本に限られるようです。(富士見は2本だけになるようです)
さらに困るのが、回数券の廃止です。金券ショップなどでも気軽に購入できて、安く利用するのに貴重な存在ですが、これが無くなるそうです。
『えきねっと』での早割を使えば、回数券以上の値引きと、JRは言っていますが、出張族ではそんな前もっての手配は不可能です。
これは、実質の大幅値上げです。
もっと困るのが、自由席の廃止。これは、乗り遅れたときは、もう一回買えと言う事を意味しています。以前は、乗り遅れれば自由席で次の便などに乗っていましたが、それが出来ません。(1月13日補記 座席未指定券として使用できる様な制度がある様で、JRに訊いてみることにします。)
座席未指定券というのを、指定券と同額で発行するらしく、座席上に点灯するLEDの色で着席できたり、指定券を持っている人しか座れなかったりするらしいです。
非常に難解な仕組みになります。
ここ最近は、甲府駅からの特急利用が多くなっていましたが、今度の改正で東京行きのルートが大きく変わりそうです。
停車駅や回数券についてはいろいろな意見もあると思いますが、指定した列車に乗り遅れた場合については、すでに同様のしくみになっている常磐線などの例(こちらの、「指定の列車の乗り遅れ」のところ)を見ると、「買い直し」は避けられるのではないかと思います。
https://www.jreast.co.jp/kippu/21.html
ふみ様 コメント有り難うございます。
乗り遅れた場合には座席未指定券として使えるのか、一度JRに訊いてみようと思います。
いえ、「座席未指定券」つまり「乗車前に指定席を確保する権利のあるチケット」にはなりません。あくまで、「空席があれば座れる=指定券を持った人が来たら譲らなければいけない」ということです(ここだけとれば、座席指定を受けずに乗車した「座席未指定券」と同じですね)。
現行は「自由席特急券と同等の価値=自由席で座席を確保したら、そのまま座っていられる」のでそれから見れば後退ではありますが、「買い直し」は必要ないという点は確保できるかと思います。