公開日時:2017年11月12日(5時28分)
今年は、かなり酷い黒潮の大蛇行だそうです。最近行っていませんが、三重の釣り宿も潮位が20~30cm高いそうですし、釣り物が全然変わっているとか。
この黒潮の大蛇行は、意外な影響をもたらすと言うことが、近年言われてきています。有名なのはシラスが全く獲れないそうです。
八ヶ岳に一番影響しそうなのが、寒い冬と大雪なんです!! 八ヶ岳に大雪をもたらす『南岸低気圧』(陸地ギリギリの太平洋から、静岡付近を通過する低気圧)での、雪の割合が高まるとのこと。例年ですと、南岸低気圧が来ても、雨にある事が結構あるのですが、大蛇行すると暖かい黒潮が無く、冷水渦といわれる、水温の低い海水が陸地近くに滞留し、雪になることが多くなるそうです。
実は、八ヶ岳での第1回目のどか雪は1998年の成人の日。(まだ1月15日でありました)この年は、大蛇行ではありませんでしたが、小蛇行といわれていました。
2回目の大雪となった2014年は蛇行は無かった物の、黒潮が離岸してしまい、八丈島沖を流れ、陸地側には冷水渦が発生中でした。
さて今年は…既にかなり酷い大蛇行が始まっております。
紀伊半島から一気に南側に蛇行している様子が見て取れます。これからの時季、黒潮が南に下がりますと、ぽっかり空いた陸地との間に水温の低い冷水渦が発生します。
そうしますと、空気も暖まらず、雪になりやすいと…
今冬は雪に注意かもしれません。いまのスタッドレスは今シーズンで最後…なんて思っている方は、新しいのに思い切った方が良いかもしれません。
いよいよ寒さも本格化してくるようです。準備を急ぎましょう。