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今までで最高の蝦とBBQ

先にお断りしておきます。中々行くには気合いが必要なBBQです。あと、アメリカン風味のBBQがお好きな方は合わないかも。
生涯で一番旨い…と思っていた蝦は、返還前の香港で食べた蝦。軽く茹でただけ(もしかしたら、軽く素揚げだったのかもしれません)の蝦を、中華黒酢(非常にマイルドな物でした)で戴く物でした。風味が濃く、ビールが進みすぎる味わいでした。その後、何度か香港で探しますが、あれ以上の物は見つかりません。もう、幻かと思ってたんです。
今回の最高の蝦は、台湾は宜蘭にあります『來來釣蝦場』で巡り会いました。ここは、台北から車で1時間チョット。太平洋側の大きな平野に位置する、養殖場直営の蝦釣り場(釣り堀)です。台北市内にも、何件か蝦釣り場がありまして、楽しむことができます。でも、某ブログを拝見し、そんなに違うなら…と台湾の友人に無理をお願いして行ってみました。公共交通機関ですと、台北市内から羅東行き高速バスで1時間。(葛瑪蘭客運がお奨め。往復で250元ほどなので1000円しません!!)羅東駅からはタクシーで400元(1300から1400円ほど)程度でしょうか。20分くらいです。周囲は何も無い。延々と養殖場と畑が広がる田舎です。

蝦釣りは、2時間程度で十分じゃ無いでしょうかね。僕は、時間さえ大丈夫なら3時間でも4時間でもやる方ですが…2時間650元ですから、2400円ほど。安くは無いですな。ただ、台北の釣り堀より釣れますし、大きいです。足りなければ、買えばOK。600gで550元ですから、2000円ほど。
ここの最大の魅力は、炭火でテーブルBBQが出来るんです。道具は全部セットされています。なんの心配も無く、手ぶらでOK。多彩な具材も安い。家族4人で、鶏肉からいろいろな物を冷蔵庫から取ってきて買っても1000元行くかどうか。(3700円位)BBQのセット料金などは不要。釣り堀した人ならサービスなんですね。しかも、大きな建物内での事ですので、天候の心配無し。
さて、ここの蝦は、基本は淡水のテナガエビなんですが、大きさが凄く大きい。小型の伊勢エビくらいの大きさのが来ることもあります。しかも、筋肉隆々。ムキムキです。これを炭火で塩焼きにしますと、実に旨い。ミソの甘さなど昇天物。香りも濃く、チョット止まらないレベルでした。
次回から、台湾へ行ったら、1日取って、ここへ蝦釣り。外せないぞ…という状況です。問題があるとすれば、日本語は勿論、英語も通じない田舎である事ぐらいかな。でもね、親切な人が多くて、日本語話せるお年寄りなどが通訳してくれました。

参考にさせて戴いたBLOG

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