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デッキ材は元々腐りにくい物を使うのが基本です

お客様との打合せで、近年多く言われるのが『木製デッキは毎年塗らないといけないんでしょ』っていうフレーズ。
最近はネットで色々な情報が飛び交っていますので、その辺からの情報なのかな…と勘ぐっていますが…

オルケアでの木製デッキは、その様なネット上常識とは全然違います。
標準で、K4規格で防虫防腐処理されたデッキ材を使用しており、公共工事で屋外暴露環境で20年以上耐久の規格で製造された材しか使っていません。
ほぼ芯まで防虫防腐処理が浸透されており、表面上の塗装だけで持たせる物とは次元が違います。

リフォームなどで、デッキの交換をよく相談されますが、殆どのデッキが米松や杉材と言った、屋外暴露での耐久性が無い材料を塗装で持たせ内容での物となっています。
そもそも屋外で使用を推奨されていない材でもあり、塗装だけの表面で持たせること自体がナンセンスです。
塗装だけで持つはずも無く、10年程度でボロボロになっている物件も多く見かけます。

ご希望によっては、50年耐久の規格を始めて取得した木材もありますので、そちらを使うことも可能です。
多少お値段は高くなりますが、20年で掛け替えと50年で掛け替えのコストを考えますと、圧倒的に安くなります。
私の自宅で、ワザと悪条件下にして、耐久を見ていますが、確かに50年は行ける材料だと思います。

昨今、樹脂を使った人工木材も出てきていますが、こちらは腐りはしませんが、紫外線劣化による割れが経年劣化で出やすいです。
清里の駅前などでは、商店の前などで人工木材を見かけますが、20年程度で非常に脆くなっている物も見かけます。
半永久ではありませんし、直射日光下では非常に高温になるのも欠点となっています。
人工木材に行くなら、50年耐久材が十分使える価格帯になりますし、お奨めしていません。

デッキ材、元から持つ材料をチョイスするのが原則です。
塗装ではナンボも延命できません。

また、防虫防腐加工材の大半はK1やK2、K3と言った屋外使用を考慮していない規格で製造された物が大半です。
この規格に関しては、大工さんや建築屋さんでもご存じない方が多いです。
屋外使用を前提としているのはK4規格のみです。
ご注意下さい。

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