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そろそろ変えていかないと…無垢材信仰

日本では、未だ根強い無垢材への憧れですが、欧米では急激に意識が変わってきています。無垢材、特に節無しなどの材料は、環境負荷が高いので使用を避けるか、見える部分だけに薄く貼った物を使い、見えないところには節のあるところや、木片を固めた物を使って、木材を余すところなく使っていくという考え方が浸透しているようです。
一方、日本では合板使用→有害物質出まくり…という、間違った感覚が浸透していて、更に合板使用=安物…という感覚もあって、普及が遅れています。施工業者も無垢材使用=良いモン使っています…と言わんばかりの宣伝が目に付くので仕方ないとは思います。

オルケアでも、ご要望にお応えできる様に、特価で使える無垢の床材を御用意していますが、年々価格も高くなっております。
一方で、床材などは2mm~3mmの厚めの板を表面に使い、貼り上げると無垢より質感が良い(木目が綺麗なため)床材も多くで始めました。但し、無垢の床材並み、もしくはもう少し高いです。
最近では、大手メーカーさんも、同様の床材を出す様になってきました。

まだまだ、この感覚に変化が出るのには、時間がかかると思いますが、オルケアでは少しずつ、環境負荷も考えた素材のご提案も進めていきたいと思っています。

来年は2020年。住宅に求められる断熱性能は、更に高くなっていきます。オルケアでは『その次』を見越して、さらなる断熱性能の向上に向けて準備をすすめています。ご期待下さい。

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