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やはり滞在時間がタイトか…台湾日帰り弾丸スペシャル

LCCのPEACHさんが展開中の台湾『日帰り弾丸スペシャル』。往復7000円で始まったんですが現在は往復7600円で展開中。それでも、片道3800円な訳ですから、破格であるのは間違い無いです。PEACHさんは、燃油サーチャージはありませんので、空港使用料と諸税を加えて12000円チョットです。(行きの空港使用料+諸税 2670円 帰りが1880円で合計12150円でした)札幌行きでも、片道分くらいの値段で、往復出来るのは凄いです。これを体験してきましたので、レポートしてみます。

まず、この破格のチケットはLCCのPEACHさんの独自商品です。しかも、一般のネットでは購入不可。スマホ等のモバイルサイトのみの購入です。(電話も一応OKですが、手数料が2160円/名かかるので、価格メリットありません)座席指定もかけられますが、600円/名~の料金がかかります。
預け入れの荷物も有料です。1個2800円で20kg迄となります。これも要注意で、チェックインカウンターで予約無しで預けようとすると、さらに1080円手数料を取られます。(帰りの便でもめている人がいました)
予約変更も3240円と高額です。なので、基本的に旅程変更は考えられません。そもそも、取れる日が非常に限定的ですし…私たちも、中々取れず、3ヶ月ぐらい前に手配となりました。(この弾丸スペシャルは、本当に取れないです。激しく人気商品なのか、発行数が少ないのか…)
さて、昔と違って航空券はありません。電子メールでお知らせのみ。予約時の名前がパスポートと違うと乗れません。入力は超慎重に。(パスポートが航空券代わりです)
この辺は、LCCを使ったことの有る方なら、当たり前なのですが、通常の航空会社とは大きく違う所です。

さて、出発の日。今回は、3人で行きました。私は、8時半頃cafeの営業を終え、帰宅。直ぐに就寝し、1時頃まで寝ました。1時頃に起きて、身支度して出発。取りあえず、クレジットカードと現金、パスポートさえ有ればOK。出来るだけ身軽に行くことをオススメします。今回は、仕入れがありましたので、140Lのトランクを一個。(既に予約済み)
同行の人を拾いながら羽田へ向かいます。深夜なので、渋滞もなくスムースに羽田空港へ。国際線ターミナルの駐車場へ入庫して、チェックインへ向かいます。3:30頃、チェックインカウンターへ着きました。チェックインはパスポート提示だけでOK。非常に合理的です。持ち込み手荷物の計量はありませんでしたが、複数個の持ち込み(3個以上)や、大きな荷物の人はチェックが入る様です。
この時間は、同じく台北へTigerAIR(SCOOTと合併し、名前が変わるそうです)が30分前に飛ぶ便ぐらいしかないので、閑散としています。出国審査もスムースです。出国審査場をでると、PEACHさんは、右の一番奥。TIGERさんは左の奥から搭乗です。右の方はお店が少なく、チョット寂しいですが、左に少し歩いたところには大きなフードコートがあり、色々なお店があります。中でも、BARがあって、これがオススメ。今回も、美味しいジントニックで旅の幕開けになりました。(何とボトルシャンパンも充実。お値段安いです)

北海道産チーズとジントニック

5:30頃、搭乗口へ移動し、搭乗。ほぼ90%以上の満席に近い感じでした。意外だったのは台湾の方の利用が多いこと。4割以上でしょうか。機内ではぐっすり寝て、現地8時半頃着陸。
そそくさと荷物を取って、税関を出たところで両替。これが結構な行列になります。というのも、他の窓口やってないのです…。両替して、トランクを預けて(ここは、悠々カードを事前にもっていた方が吉。預け入れが非常に楽。初めての人は諦めて現金で)、地下2階へ専用の入り口から向かってMRTへ乗車します。(MRT乗車前に自販機でMRTは直達というEXPRESS(快速便)に乗った方がいいです。シートも良いですし、所要は35分程度。普通に乗ってしまうと、各駅停車なので45分程度かかりますし、シートは固いです。1本待っても、台北駅は直達の方が早く着きます。
ここまでが意外に時間を食います。私たちも、迷うこと無く、サッサと行ったつもりでしたが、9:44発の直達に乗車でした。(9:35頃、駅には入ったのですが、直ぐのは普通車だった)

10:20過ぎに台北駅着。車両後方から改札を出るとタクシー乗り場が近いです。というのも、ここから市内のMRTへの乗り換えは結構遠いのです。その時間を節約するためにタクシーを使いました。
10:35頃に、永康街入口の『鼎泰豐』着。入口のお姉さんに声をかけて、待ちの番号をもらいます。既に10分待ちでした。え??もっと別の所行かないの??と言われそうですが、今回は私以外は初台湾でしたので、ベンチマークとして行きました。次回からは別の所になります。しかーし、8:30頃着陸で、一軒目まで2時間かぁ…ちょっとロスが大きいですね。
『鼎泰豐』は、小籠包は勿論ですが、前菜や他の料理も美味しいです。前菜のピリ辛キュウリ、パイコー料理は外せません。
11:45頃まで食事をしていました。目の前のMRT『東門駅』から『忠孝新生駅』迄一駅。ここの一番出口を出て、Uターンして直ぐを左に歩いて行くと、電脳街です。今回は、新しい『三創數位生活園區』でHTCのVIVEによるVRを体験しに行ってきました。あれは、異次元です。テーマパークも大きく変わるんじゃ無いでしょうか。大掛かりな仕掛けなくても、没入感と陶酔感は凄いです。
13:00頃、タクシーで、カルフール重慶店へ移動。調味料や、お土産を購入。13:40頃、近くの林華泰茶行へいき、台湾茶を大量仕入れ。歩いて数百メートルで迪化街ですので、迪化街へ行きます。ナッツや乾燥果実を買って帰ります。もう、ここで15:20でした。両手には買い物が一杯。晩ご飯へ直行です。

ここが、今回の日帰りでは一番厳しい所でした。というのも帰りの飛行機は20:40発。チェックインは18:00頃~始まっています。桃園機場へ行くには、18時には台北駅をMRTにて出たいところ。逆算すると、ゆっくりと食事するには16時か16時半には食べ始めたい。他に案内したいところ一杯有りましたが、諦めて食事に直行する事にしました。そうなると、営業しているお店が限定されるのです。殆どが17時か17時半からですから。この出発時間の早さは、悩ましい所です。
今回は、最初から『小龍飲食』という非常にローカル色の強い食堂?居酒屋を予定していました。台湾初心者の方には厳しい店かもしれません。綺麗ではありませんし、言葉も厳しいかも。
ここは、12時頃から休み無しで営業しており、16時過ぎにお邪魔したときには、既に数組の方が、宴会をしていました。私は、ここを気に入ったのは、『滷味』(ルーウェイ)という、台湾煮込みが美味しいこと、炒め物がとびきり美味しい事、さらに『怪味鶏』という美味しい鶏料理がある事、トドメは台湾ビールの『18天 生』『クラシックラガー』がある事です。しかも安いのです。
今回も、数種類の滷味を頼み、炒め物とビールで、大宴会となりました。日本語の話せる常連さんにも、すっかりお世話になり、18時頃まで長居してしまいました。このお店は、テイクアウトも多くやっていて、お土産代わりに現地の味を持って帰ることも出来ます。私も食中毒の事を考えて、炒飯を持って帰りました。

大急ぎで、タクシーを捕まえ、台北駅に向かいます。ここで要注意なのは、タクシーに台北駅と言ってしまうと、新幹線などの台北駅に着けられてしまいます。これが、MRTの駅の全く反対側に車寄せになってしまい、距離にしても1km近くあります。これで、時間も15分以上ロスしますので、桃園空港へ行くときは『桃園機場捷運台北車站 台北市中正區鄭州路8號』とメモ書きした物を見せると良いと思います。そうすれば、MRTの駅地下1階の車寄せにタクシーが着くので、目の前が改札ですし、直ぐが直達のホームです。実にスムース。
空港に着いたのが19時過ぎ。既に大半の方はチェックイン済み。荷造りを済ませ、チェックインして、急ぎ出国手続きです。LCCは大抵端っこの搭乗口ですから、かなり歩かされます。余裕を持って行きましょう。私たちも、免税で台湾ウィスキーを購入して、搭乗口に行ったら、まもなく搭乗でした。
羽田には1:00過ぎ着陸。手続きして、2:00頃には高速に乗って、4:00頃に八ヶ岳帰着でした。

今回の日帰りは、複数回台湾に行ったことがある人で、必要な目的が決まっている人には良いと思います。それでも、実際の行動時間が短いので、かなり取捨選択が要求されます。
夜市に行くことも出来ませんし、晩ご飯は悩ましい所です。桃園空港内では、あまり美味しい食事は期待出来ませんし、高いです。なので、必要な目的を消化しに行く、最小コストな手段かとおもいました。
やはり、朝便行き、夜便帰りの1泊2日が最低ラインだと思います。次回は、ミニマムコストの1泊2日を狙いたいと思います。ホテル泊があれば、荷物が増えたところでホテルに預けてしまえば済むので楽です。

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