苦境続く温泉旅館

更新日:2017年06月12日

温泉に泊まりに行って、美味しい物食べて、お湯につかって…と言うのは過去の物??と言うより、大江戸温泉物語や湯快リゾート、伊東園などの、1泊2食7000円台に駆逐されてしまったのでしょうか…数日前も、山口 湯田温泉の名門旅館『西村屋』が破産との報道がありました。山口は、湯本温泉の白木屋グランドホテルも数年前に破産し、有名処から駄目になって行っている感じがあります。(白木屋は建物も解体されましたが、西村屋は何処かがリニューアルさせるようです)
先月は、長野の別所温泉の有名旅館が破産していました。

まぁ、元々温泉旅館のビジネスモデルが破綻気味というのも大きいと思います。(余りに旅行代理店のマージンが大きい)其処へ、利用客の減少ですから、ダブルパンチ。全国で有名旅館がドンドン無くなっています。利用者からしても、一泊二食で2~3万円というのも、コストパフォーマンスが悪くて、足が遠のいている原因かと思います。城崎温泉のような取り組みが全国に広がらないと、中々難しい様になってきた感じです。(温泉街内の一般飲食店が、宿の館内の飲食施設のように使える…等)

気づいてみれば、我が家の旅行も、温泉旅館というのは殆ど無くなっています。温泉は日帰り施設。ホテルに泊まって、市街地で美味しい物を食べる…そんなパターンになっています。夫婦で温泉に行くか…と言われれば、これまた微妙。原因は私のイビキ。以前に、仲の良い仲間で温泉で、しこたま呑んで泊まったときには、余りの五月蠅さに、知らぬ間に客室の縁側に引きずり出されていたことがあるほどです。折角、美味しい物を食べるなら、しっかり日本酒も行っちゃいますし…避けようがありません。

宇奈月温泉で、カニ食べ放題、1人1万円の宿も、湯快リゾートになってしまったそうで…気づいたら、程々のお値段で、心地良い温泉宿…なんてのは無くなってしまいそうです。高級旅館だけになってしまうのでしょうか…日本全国、日帰り温泉だらけで、温泉のありがたみが薄れてしまったのも一因でしょうか。私などは、一泊のうちに3回・4回とお湯に沈むのが趣味でして…温泉旅館で、程々に食べて、湯船で溺死するのは、堪りません。(本当に溺死では無く、死んだようにお風呂で身体を茹でているんです)




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2 Comments

富士見高原の森人

予約サイトや旅館HPの発達で、宿泊者が温泉の泉質、掛け流しか否か、旅館の部屋や間取り、食事内容、口コミ評判等を詳細かつ総合的に調べて、旅館を決める時代が来ました。消費者は支払う金額に対して価値があるか否かで決めます。旅館も生き残りを賭けた勝負の時代です。先日、雲仙で泊まった国民宿舎は二食付きで10000円ポッキリでしたが実に素晴らしい温泉でした。リピーターが多いそうです。勝ち組は成功しています。(住宅建設業界も同じかもしれませんね。)

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邦剛伊藤

富士見高原の森人さま
コメント有り難うございます。どうも、大手がバイキング食での低価格を食い尽くしてしまい、代理店営業に頼っている層が難しい時代に入ってしまっているように感じました。(代理店が25%以上持って行くような事をやめれば良いんですが…)
雲仙の国民宿舎、アタリだったんですね。羨ましい…。

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