北海道もQ=1.0前後が標準化っぽい雲行きでした

更新日:2017年03月26日

北海道で、幾つかの現場や建築を見学してきました。珍しく、二年連続での北海道(通常は一年おきが多いでしょうか)だったのですが、一時はどうなるかと思った北海道の断熱スペック競争も落ち着いてきたように感じました。多くの建物で、UA値(外皮計算した後の計算値)で0.27~0.3位を出していました。昔のQ値に換算するとQ=1前後といった感じでしょうか。

オルケアでも、色々な断熱構造を研究していますが、一般的な構造を崩さずに出せる限界とすると、Q=1.0を少し割る程度、UAで0.28と言う所でしょうか。これ以上だそうとすると、大幅に外側に付加断熱を取らないと数値実現が難しくなってきます。北海道では、内断熱を目一杯取って、外側に90mm付加などを施し、Q=0.8前後、UAで0.25以下を目指している工務店もあるのは事実です。外張断熱を厚くすると、防水の面や外壁の支持の面などで、色々と課題が出てきます。解決の方法はありますが、コストがかかるので、断熱を強化しながら、そのコスト回収が難しくなっていきます。

オルケアの建物では、標準的な仕様でもUAで0.35程度、Q値では1.3前後を出しています。あとは、お施主様のご要望と、予算で大きく構造を変えずにQ=1.0を割る程度(UAで0.3~0.28位でしょうか)は出す事が出来ますし、これまでも施工しています。ここまでなら、少しアップになってもランニングコストで10年以内に回収が出来るとみています。北海道でも、同じ様なところに落ち着きだしたのかな…と今回の研修で現場を見てきて感じました。

もう一つ、暖かい家で重要なポイントは気密性能です。これを忘れては元も子もありません。オルケアでは、施工中に2回も気密検査を実施して、気密性能が十分に確保されているか確認をしています。国の方では気密性能は基準としなくなっていますが、ここを疎かにすると、結露事故や寒さの原因になります。




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